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Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書
FUJITSU Software

9.1 アンインストール(Windows版)

Windows版でのアンインストールの手順を説明します。


■実行に必要な権限

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

注意

ユーザー資産のバックアップについて

アンインストール前には、必要に応じてユーザー資産をバックアップしておいてください。バックアップについては、使用手引書「バックアップ/リストア」を参照してください。


■手順

手順は、以下のインストール種別共通の内容です。

  1. ログイン

    Adminisratorsグループに所属するアカウントでログインします。


  2. アンインストーラの起動

    Windows Server 2012/Windows 8以降

    [アプリ]画面で、[Fujitsu] - [アンインストールと管理(ミドルウェア)]を選択します。

    Windows Server 2008/Windows 7以前

    [スタート]メニューの[すべてのプログラム]から、[Fujitsu] - [アンインストールと管理(ミドルウェア)]を選択します。

    [ソフトウェア名] : インストール種別

    [バージョン] : V15.1.1

    [インストール日付] :インストールしたときの日付

    [インストール先ディレクトリ]: <インストールディレクトリ>


    参考

    インストールに失敗してアンインストールを行うような場合、Systemwalker Service Quality Coordinatorが[情報が不整合なインストール]タブに表示されることがあります。このような場合には、[情報が不整合なインストール]タブで[Systemwalker Service Quality Coordinator (インストール種別)]を選択し、[削除]ボタンをクリックして削除を行ってください。


  3. アンインストールするソフトウェアの選択

    上記の画面でアンインストールするソフトウェアを選択し、[削除]ボタンをクリックします。


  4. アンインストールの実行

    [アンインストール]ボタンをクリックします。


  5. 終了

    アンインストールが完了したら、[終了]ボタンをクリックします。


  6. アンインストール後に以下のディレクトリが削除されずに残る場合があります。その場合は別途削除してください。

    • インストールディレクトリ

    • 可変ファイル格納ディレクトリ(運用管理クライアント以外の場合)

      注意

      PDBファイルは、インストール時の設定または「6.6.1.1 PDB格納先の変更」に示す手順によって、格納先が変更されている場合があります。その場合は手動で削除してください。

    • レポート管理フォルダ(運用管理クライアントで、レポート管理フォルダを分割している場合)

      注意

      レポート管理フォルダを分割している場合、レポート管理フォルダに割り当てた仮想ディレクトリについても手動で削除を行ってください。


ポイント

再頒布可能パッケージのアンインストールについて
各インストーラは、インストール時に以下の再頒布可能パッケージがインストールされていないシステムに対し、自動インストールを行います。

  • Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable

  • Microsoft Visual C++ 2005 Redistributable (x64) ※Windows x64マシンにインストールした場合

各環境の削除時には、自動アンインストールは行われません。


注意

Systemwalker Centric Managerのレポート機能が混在した環境におけるSystemwalker Service Quality Coordinator のアンインストールについて


Systemwalker Centric Manager のレポート機能と、Systemwalker Service Quality Coordinator の運用管理クライアントが混在しているコンピュータでは、運用管理クライアントとSystemwalker Centric Manager レポート機能でグラフ表示に必要なライブラリの設定を共有して使用します。そのため、運用管理クライアントをアンインストールした場合、Systemwalker Centric Manager レポート機能が使用しているライブラリがシステムから登録解除され、レポートの作成に失敗します。

この場合、レポートを表示するためには、Systemwalker Centric Manager レポート機能に付属したコマンド"regfxdll.bat"を実行し、ライブラリをシステムに登録しください。


上記の現象はSystemwalker Centric Manager V13.0以降のレポート機能で発生する可能性があります。

コマンド"regfxdll.bat"については、以下の手順で実行してください。

  1. コマンドプロンプトを開き、カレントディレクトリを以下のディレクトリに変更します。

    <Systemwalker Centric Manager インストールディレクトリ>\mpwalker\mpreport

    標準の設定でインストールを実施した場合、インストールディレクトリは以下になります。

    <C:\Win32APP>

    ■例

    C:\> cd Win32APP\mpwalker\mpreport


  2. "regfxdll.bat"を実行します。

    ■例

    C:\Win32APP\mpwalker\mpreport> regfxdll.bat


注意

運用管理クライアントのアンインストール時に、アンインストールが無応答状態となり、イベントログに以下のメッセージが出力される場合があります。

ソース

MsiInstaller

イベントID

11704

メッセージ

Product: Systemwalker Service Quality Coordinator Operation Management Client --

Error 1704.An installation for OCMM 7 is currently suspended.

You must undo the changes made by that installation to continue.

Do you want to undo those changes?


上記の現象が発生した場合は、以下のように対処してください。

  1. タスクマネージャを起動します。

  2. 以下のプロセスを強制終了させます。

    • msiexec.exe

  3. アンインストールが完了したら、[終了]ボタンをクリックします。

  4. OSを再起動します。