Agentをインストールしていないサーバをインストールレス型Agent機能で監視する場合のモデルです。
Manager/Proxy Managerが、Agentをインストールしていない各サーバの性能情報をリモートで収集します。収集された情報は、Manager上で一括管理されます。
AgentをインストールしたサーバとAgentをインストールしていないサーバを、Managerで一括管理することも可能です。
1つのManagerで管理できるサーバの合計は300台程度です(Managerの物理ディスクを、サマリデータ、リソースデータ、およびアーカイブファイルで3つに分ける場合。サマリデータ、リソースデータ、およびアーカイブファイルの格納先は、インストール時に指定するか、運用開始後の場合は導入手引書「PDB/アーカイブファイル格納先の変更」を参照して変更してください)。ただし、Managerのディスク性能やメモリ使用量などに依存します。
すでにAgentがインストールされているサーバに対して、Agentが接続している監視サーバ(Manager)からは、インストールレス型Agent管理での性能監視を行うことはできません。もし接続を行った場合、データの不整合が発生する可能性があります。
ポイント
管理できるサーバ台数について
仮想資源(VMware、Hyper-V、Linux仮想マシン機能(Xen)、Linux仮想マシン機能(KVM)、Solaris ゾーン、Oracle VM Server for SPARC)から情報を取得する場合は、仮想マシンの数をカウントしてください。
OS(Windows、Linux、Solaris、AIX、HP-UX)から情報を取得する場合は、監視するサーバの数をカウントしてください。