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Symfoware Server V12.1.1 メッセージ集
FUJITSU Software

8.1.17 32400番台のメッセージ

8.1.17.1 32401

指定されたパスが存在しません ノード=s* パス名='t*' u*

The specified directory does not exist. node=s* path name='t*' u*

[メッセージの意味]

指定されたパスが存在しません。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: パス名

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

存在するパス名を指定し、コマンドを再実行してください。

8.1.17.2 32402

指定されたパスでファイルを参照または更新する権限がありません ノード=s* パス名='t*' u*

Insufficient privileges that refer or update the file specified path. node=s* path name='t*' u*

[メッセージの意味]

指定されたパスでファイルを参照または更新する権限がありません。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: パス名

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかの対処を実施し、コマンドを再実行してください。

- 指定したパスに対して、参照および更新権限を設定してください。

- 適切なアクセス権限が設定されているパスを指定してください。

8.1.17.3 32403

作業用ディレクトリの容量が不足しています ノード=s* ディレクトリ名='t*' u*

Insufficient capacity in the work directory. node=s* directory name='t*' u*

[メッセージの意味]

作業用ディレクトリの容量が不足しています。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: ディレクトリ名

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかの対処を実施し、コマンドを再実行してください。

- ディスクの空き容量を確保してください。

- 作業用ディレクトリの指定を変更してください。

8.1.17.4 32404

簡易セットアップ機能で環境が作成されていません s*

Not setup environment by the dxsetupfl. s*

[メッセージの意味]

簡易セットアップ機能で環境が作成されていないため、コマンドを実行できません。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

データベースの一括同期を実施する場合は、dxsetupflおよびdxsetupdbコマンドによって作成した環境でコマンドを再実行してください。

8.1.17.5 32405

DBミラーリングサービスが初期状態もしくは通常停止状態ではありません ノード=s* t*

The DB mirroring service is not 'initial state' or 'stop in normal state'. node=s* t*

[メッセージの意味]

DBミラーリングサービスが初期状態、もしくは通常停止状態ではないため、コマンドを実行できません。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

DBミラーリングサービスを初期状態、または通常停止状態にし、コマンドを再実行してください。

8.1.17.6 32406

Symfoware/RDBが起動されていません ノード=s* t*

Symfoware/RDB is inactive. node=s*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBが停止されているため、コマンドを実行できません。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを起動し、コマンドを再実行してください。

8.1.17.7 32407

Symfoware/RDBが停止されていません ノード=s* t*

Symfoware/RDB is not stopped. node=s* t*

[メッセージの意味]

Symfoware/RDBが停止されているため、コマンドを実行できません。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

Symfoware/RDBを停止し、コマンドを再実行してください。

8.1.17.8 32408

同期対象のDSIが存在しません s*

The synchronizing DSI does not exist. s*

[メッセージの意味]

同期対象とするDSIが定義されていないため、データベースの一括同期を実行できません。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

データベースの定義操作、およびDSIに初期データの入力をした後でコマンドを再実行してください。

8.1.17.9 32409

複写先のノードの環境が異なっています 詳細コード=d* s*

The target node environment is different. detail code=d* s*

[メッセージの意味]

複写先のノードのSymfoware/RDB、またはDBミラーリングサービスの環境が複写元のノードと異なっているため、コマンドを実行できません。

[パラメタの意味]

d*: 詳細コード

1: RDBシステム名が異なっています。

2: dxsetupflコマンドで指定した“DBミラーリングシステムの資源の規模”が異なっています。

3: dxsetupflコマンドで指定した“資源の配置先ディレクトリ名”が異なっています。

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

以下のいずれかの対処を実施し、コマンドを再実行してください。

<詳細コードが1の場合>

RDBシステム名が複写元と一致するように複写先のノードでSymfoware/RDBの環境を再作成してください。

<詳細コードが2または3の場合>

複写先のノードのDBミラーリングサービスの環境を、複写元と一致するようにdxsetupflコマンドによって再作成してください。

8.1.17.10 32410

データベースの一括同期を再開できません s*

Failed to restart the synchronization of the data base resource. s*

[メッセージの意味]

データベースの一括同期を再開できません。

以下の場合は、再開できません。

- 継続実行オプションを使用してコマンドを再実行するまでの間に、データベース定義やデータを更新した。

- 複写元のノード、または複写先のノードでモニタデーモンを再起動した。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

継続実行オプション(-sオプション)を指定せずに、コマンドを再実行してください。

8.1.17.11 32411

データベースの一括同期中にコマンドの処理で異常が発生しました ノード=s* コマンド名='t*' メッセージ番号='u*' v*

Abnormality occurred by processing the command while synchronizing of the database resources. node=s* command name='t*' message number='u*' v*

[メッセージの意味]

データベースの一括同期中にRDBコマンドまたはデータベース二重化のコマンドの実行で異常が発生しました。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: コマンド名

u*: メッセージ番号

v*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

異常発生ノードで出力されたSymfoware/RDBまたはDBミラーリングサービスのシステムログまたはイベントログを参照し、そのメッセージの[利用者の処置]にしたがって対処してください。

8.1.17.12 32412

データベースの一括同期中にシステムコールの処理で異常が発生しました ノード=s* システムコール名='t*' メッセージ番号=d* u*

Abnormality occurred by processing the system call while synchronizing of the database resources. node=s* system call name='t*' message number=d* u*

[メッセージの意味]

データベースの一括同期中にシステムコールの実行でエラーが発生しました。

[パラメタの意味]

s*: ホスト名またはIPアドレス

t*: システムコール名

d*: メッセージ番号

u*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

異常発生ノードで出力されたSymfoware/RDBまたはDBミラーリングサービスのシステムログまたはイベントログを参照し、そのメッセージの[利用者の処置]にしたがって対処してください。

8.1.17.13 32413

データベースの一括同期が異常終了しました s*

A synchronization of the database resources was abnormally terminated. s*

[メッセージの意味]

データベースの一括同期が異常終了しました。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

本メッセージと同時に出力されるメッセージの[利用者の処置]にしたがってエラーとなった原因を取り除き、コマンドを再実行してください。

8.1.17.14 32414

複写先のノードが誤ったノード種別で作成されています s*

An environment is created by a wrong node kind. s*

[メッセージの意味]

複写先のノードがdxsetupflコマンドで誤ったノード種別で作成されているため、コマンドを実行できません。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

複写先のノードにおいてdxsetupflコマンドで正しいノード種別を指定し、DBミラーリングサービスの環境を再作成してください。

8.1.17.15 32415

暗号化機能と同時に使用できない機能です s*

It is a function simultaneously that cannot be used with encryption. s*

[メッセージの意味]

暗号化機能を使用している環境では、DBミラーリングシステムの簡易セットアップは使用できません。

[パラメタの意味]

s*: RDBシステム名

RDBシステム名はマルチRDBの場合のみ出力されます。

[システムの処理]

処理を中止します。

[利用者の処置]

DBミラーリングシステムのセットアップは、通常のセットアップを実施してください。