userApplication の作成と、Netapp リソースの設定を行います。NAS 装置を使用する場合、CUI の hvw コマンド (RMS Wizard) を使用して設定を行います。
参照
userApplication の作成についての詳細は、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」 を参照してください。
スケーラブル運用の場合
スケーラブル運用では userApplication は以下のように構成されます。
スタンバイ運用の場合
スタンバイ運用では userApplication は以下のように構成されます。
RMS Wizard の起動
CUIでの環境設定ツールであるRMS Wizard を起動します。RMS Wizard を起動する場合は、以下のコマンドを任意の1ノードで実行します。
hvw -n <RMS構成定義名>
hvw コマンドで指定する定義名は任意です。
userApplication の作成
RMS Wizard を起動すると以下のようなメニューが表示されます。
userApplication を作成するために Application-Create を選択します。
次に turnkey wizard の選択メニューが表示されますので NETAPP を選択します。
Machines+Basics を選択します。
Machines+Basics wizard が表示されます。
クラスタアプリケーションの構成に応じて設定を行ってください。
参考
設定の推奨値を以下に示します。記述されていない属性は任意です。
スケーラブル運用の場合
属性 | 推奨設定値 |
---|---|
AutoSwitchOver | No |
PersistentFault | 1 |
スタンバイ運用の場合
属性 | 推奨設定値 |
---|---|
AdditionalMachine | 待機ノードを追加(必須) |
AutoSwitchOver | HostFailure|ResourceFailure|ShutDown |
PersistentFault | 1 |
HaltFlag | yes |
設定が完了したら、SAVE+EXIT で保存します。