ARマーカーを利用して3Dモデルを表示する場合、ARマーカーのサイズと認識距離、及び3Dモデルの重畳表示時の拡縮率を確認した上で、3Dモデルサイズの調整を実施して下さい。
マーカーサイズ[mm] | 50 | 100 | 500 | 1000 |
3D モデルサイズの拡縮率[倍率] |
1 | 2 | 10 | 20 |
認識距離[m] | 1.4 | 2.8 | 14 | 28 |
例
1辺10mの立方体をARマーカーを利用して重畳表示したい場合、1辺50mmのマーカーを使用すると、
マーカーの認識距離が最大1.4mとなるため、3Dモデルを画面内に表示させることが困難となる場合があります。
そのような場合は、使用するマーカーサイズを1辺500mmとし、マーカーの認識距離を14mすることにより、3Dモデルの適切な運用が可能となります。
なお、マーカーサイズを大きくする場合は、上記の3Dモデルサイズの拡縮率をご参考の上、適切なサイズに3Dモデルサイズを調整した上で、3Dモデルの設定を実施して下さい。
例の場合、3Dモデルサイズをメートル法で1辺1mに縮小することで、1辺500mmのARマーカーを認識した際に1辺10mの立方体が現物に重なって表示されるようになります。