新規追加したAR重畳表示コンテンツを、必要に応じて編集します。
- クライアントオーサリングツールの編集モードにて、対象のARコンテンツを選択します。
- メニューバーから以下のオプションを選択してください。
- 拡縮移動
- 回転
- テキスト編集(テキストコンテンツを選択した場合のみ表示)
- カラー
- 投影方法
- オプション
- [編集終了]アイコンを選択し、[保存して終了]を選択します。
ポイント
- 選択したコンテンツにて、変更可能な項目がメニューに表示されます。
- デフォルトで[拡縮移動]が選択された状態になります。
- [回転]選択時は、別のAR重畳表示コンテンツ・ARマーカーに選択状態を切り替える操作が無効になります。選択状態を切り替えたい場合は、拡縮移動など回転以外の操作で行って下さい。
- Windowsが提供するスクリーンキーボードはフロート表示および固定表示があります。固定表示の場合はオプションの入力欄が隠れる場合があります。隠れる場合はフロート表示を利用してください。
- 拡縮移動
- 選択したAR重畳表示コンテンツの位置やサイズを変更します。
- メニューバーから[拡縮移動]アイコンを選択します。
- ピンチイン・アウトを行うことでサイズが変更できます。ドラッグすることで位置を変更できます。
- 回転
- 選択したAR重畳表示コンテンツを回転します。
- メニューバーから[回転]アイコンを選択します。
- 投影方法に従い撮影ガイドが表示されますので、それに従いコンテンツを回転させます。
- 2Dの場合
コンテンツの周囲をドラッグすることでZ軸方向に回転します。
- 3Dの場合
コンテンツを縦にドラッグすることでX軸に、横にドラッグすることでY軸に、コンテンツの周囲をドラッグすることで、Z軸方向に回転させることができます。
- テキスト変更
- コンテンツがテキストの場合、文字の内容を変更することができます。
- メニューバーから[テキスト編集]アイコンを選択します。
- テキスト入力ダイアログが表示されますので、修正したい内容を入力します。
- 入力後[決定]ボタンを選択します。
- カラー
- コンテンツがテキストの場合は背景の塗りつぶし色を、手書きの場合はペンの色を変更することができます。
- メニューバーから[カラー]アイコンを選択します。
- 表示されるカラーパレットから色を選択します。または、[カラー設定]アイコンを選択することで、[オプション]メニューのカラー設定画面に移動し、詳細な色を指定することができます。
- カラーパレットの色を選択した場合、コンテンツを指定した色に変更後、拡縮移動が選択された状態になります。
- カラー設定を選択した場合は、RGBスライダーやカラーピッカーを選択することにより色を変更することができます
- 透明度を設定する場合は、オプションのスタイルタブから透明度を設定できます。
- 投影方法
- AR重畳コンテンツの投影方法を選択することができます。
- オプション
- 詳細な情報を設定することができます。選択したコンテンツにより、表示される内容が異なります。
コンテンツ
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スタイル
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配置
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その他
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テキスト
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・文字
・折り返し
・塗りつぶし
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・投影方法
・回転
・スケール
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・タップアクション
・AR重畳表示定義情報
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手書き
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・線
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基本図形
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なし
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ファイル
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なし
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- スタイル
- 文字の色や折り返し情報などを設定します。
- 文字
- 文字のカラーとフォントサイズを変更できます。カラーを選択した場合に表示されるカラー設定画面にて表示されるRGBスライダーやカラーピッカーを選択することにより色や透明度を変更することができます。カラーピッカーの中央に現在選択されている色が表示されます。使用したい色が決まった場合、カラーピッカーの中央を選択してください。フォントサイズは10~750pixelの範囲で入力できます。
- 折り返し
- 文字の折り返しの有無を設定できます。折り返しをONにした場合、折り返しの高さと幅をpixelで入力して下さい。折り返しの幅、高さともに10~1024pixelの範囲で選択できます。折り返しを使用しない場合、文字の上下に余白が表示されます(フォントサイズ
: 余白を含んだ高さ≒ 3 : 4)。
図 4.30 文字色:#FFFFFF、背景色:#000000、折り返し:無の場合のテキスト描画例
図 4.31 文字色:#FFFFFF、背景色:#000000、折り返し:有の場合のテキスト描画例
- カラー
- コンテンツがテキストの場合は背景の塗りつぶし色を、手書きの場合はペンの色を変更することができます。カラーを選択した場合に表示されるカラー設定画面にて表示されるRGBスライダーやカラーピッカーを選択することにより色を変更することができます。透明度を設定する場合は、オプションのスタイルタブから設定できます。
- 配置
- 配置情報を設定することができます。
- 投影方法
- AR重畳表示コンテンツの投影方法を2Dか3Dかに切り替えることができます。
- 移動
- ARマーカーを基準として、AR重畳表示コンテンツを表示させたいXYZ座標を-32~32の間の数値で入力して下さい。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。
- 数値の単位はARマーカー本体のサイズです。
例
ARマーカーのサイズが5cmの場合、座標に4を指定した際はマーカーの原点を中心に20cm離れた場所に存在するように表示されます。
- 回転
- AR重畳表示コンテンツの回転角度を-360~360の間の数値で入力して下さい。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。投影方法が2Dの場合、Z軸のみ入力が可能です。
- スケール
- AR重畳表示コンテンツの倍率を0.1~32の間の数値で入力して下さい。小数は第3位まで有効です。第4位以降を入力した場合は第4位を四捨五入します。投影方法が2Dの場合、X・Y軸のみ入力が可能です。
- その他
- その他の情報を設定します。
- タップアクション
- タップアクションの種類を[URL]、もしくは[スクリプト]から選択して下さい。設定した場合、対象のAR重畳表示コンテンツが選択された際に、設定されたURLもしくはJavaScriptが実行されます。タップアクションにスクリプトを設定した場合、AR重畳表示アプリケーション実行時にコンテンツが選択されると設定されたJavaScriptが実行されます。また、クライアントオーサリング実行時にコンテンツが選択された場合は、JavaScriptを実行するWebレイヤが存在しないため、設定されたJavaScriptを文字列としてダイアログで表示します。
- 但し、スクリプトが0文字の場合はダイアログが表示されません。
- URL
- タップアクションでURLを選択した場合入力が可能です。選択した際に呼び出すファイルのURLを入力、もしくは[参照]ボタンを押してスマートデバイスに格納されているローカルファイルを選択して下さい。
- スクリプト
- タップアクションでスクリプトを選択した場合入力が可能です。開発したAR重畳表示アプリケーションのJavaScriptのメソッド・引数を256文字以内で入力してください。
- AR重畳表示定義ID
- AR重畳表示定義のID情報を確認できます。
- AR重畳表示定義名
- サーバオーサリングおよびクライアントオーサリングで設定したAR重畳表示定義名が確認できます。
ポイント
- 編集モード・変更加画面では削除アイコンを選択することで既存のAR重畳表示コンテンツを削除することが可能です。
- AR重畳表示コンテンツを選択している場合、選択中のAR重畳表示コンテンツのみを削除します。
- ARマーカーを選択している場合、選択中のARマーカーに紐づくすべてのAR重畳表示コンテンツを削除します。
- 何も選択していない場合、シーン内のAR重畳表示コンテンツを全て削除します。
- 編集モード・変更加画面では新規追加アイコンを選択することで、選択していたARマーカーの編集モード・新規追加画面に移行します。