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Interstage AR Processing Server V1.1 導入ガイド
FUJITSU Software

1.3.1.6 インストール結果の確認

コマンドの復帰値およびエラーログファイルに記載された結果コードを確認してください。以下にコマンドの復帰値の意味を記載します。

復帰値の意味

復帰値

意味

対処

0

インストール成功

1

CSV形式チェックエラー

ログに出力されるメッセージに従って対処してください。

2

installInfo,Nameなしエラー

  • installInfo,Nameは必ず指定してください。

3

installInfoの無効な値指定エラー

  • セクション名、パラメーター名に許容値以外を指定しないでください。

4

installInfo重複エラー

  • installInfo,Name指定は1個にしてください。

5

設定値の長さエラー

  • isarinstは必ず指定してください。

8

parametersなしエラー

  • parametersは必ず1個は指定してください。

32

異常終了:その他

以下の資料を採取し、技術員に報告してください。

・%TEMP%\ISARinst.log

・%ProgramData%\Fujitsu\FujitsuF4CR\cir\logs\cirlogX.log[.X] (Xは数値)

・-lで指定したエラーログファイル

33

異常終了:パラメーターチェックエラー

コマンドライン引数のエラーです

34

異常終了:インストーラー関連エラー

二重起動など

「アンインストールと管理(ミドルウェア)」または他製品のインストーラが起動されていないか確認してください。起動されている場合、終了させてからサイレントインストールを再実行してください。

35

異常終了:不整合なインストールがあるためインストール実施できない

「アンインストールと管理(ミドルウェア)」で、「情報が不整合なインストール」から削除してください。

または、7.1.3 インストール資産の削除手順についてに従って削除してください。

その後、再度インストールを実行してください。

36

サイレントインストール中エラー:

入力値チェックや前提条件が満たされたないなど、インストール処理を続行できなくなった場合。

インストールパラメーターCSVファイルの内容を見直してください。

37

異常終了:CSVファイルエラー

CSVファイルに利用できない文字列が含まれている

対処:インストールパラメーターCSVファイルに以下の文字列が含まれていないことを確認してください。

  • ^
  • <
  • >
  • ?
  • *
  • &
  • |
  • ;

38

エラーログファイルパスのエラー

-lで指定したエラーログファイルパスを見直してください。

・パス形式になっているか。

・エラーログファイル格納先のパスが存在しているか。

・エラーログファイルの書き込み権限は適切に設定されているか

復帰値が36の場合、エラーログファイルを開き、エラー情報詳細を確認してください。以下にエラー情報を記載します。

エラー情報

ui.requirement.id=ISAR_exlusiveCheck

ui.errorMsg=すでにInterstage AR Processing Serverがインストールされています。

ui.requirement.id=ISAR_OSCheck

ui.errorMsg=未サポートOSです。

ui.requirement.id=ISAR_reqEnoughDiskSpace

ui.errorMsg=ディスク容量の空きが不足しています。

ui.requirement.id=ISAR_reqValidPath

ui.errorMsg=インストール先が存在しない、または、空ディレクトリではありません。

ui.input.id=ISAR_PARAM_InstallPath

ui.errorMsg=インストールディレクトリの書式が間違っています。

ui.input.id=ISAR_PARAM_WebServerHost

ui.errorMsg=256文字以内のホスト名、またはIPアドレスを入力してください。

ui.artifact.id=checkHostNameCmd_ISAR_PARAM_WebServerHost

ui.errorMsg=FQDN名にlocalhostまたは127.0.0.1を使用しないでください。

エラーログファイルにエラー情報が出力されていない場合、下記を確認してください。