ページの先頭行へ戻る
Symfoware Server V12.1.x Mirroring Controllerコマンドリファレンス
FUJITSU Software

5.1 rdbsar

名前

rdbsar -- 性能情報の表示

形式(RERUNログバッファに関する性能情報の表示)

rdbsar -u [ -g ロググループ名 ]

機能説明

Symfoware/RDBの性能情報を出力します。

オプション

-u

RERUNログバッファに関する性能情報を表示します。
RERUNログバッファサイズ、RERUNログバッファ枚数、RLCへの未書き出しバッファ枚数、RLCファイルへの未書き出しバッファ枚数の割合およびRLP名は、時間間隔の指定の有無にかかわらず、コマンド実行時の値が表示されます。これ以外の情報に関しては、時間間隔を指定した場合は、その時間間隔での変化量が、時間間隔を指定しなかった場合は、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始したときからの総量が表示されます。rdbsarコマンドの時間間隔の指定については“コマンドリファレンス”を参照してください。
本コマンドを実行したノードで正系ノードのDBミラーリングサービスを開始していない場合は、性能情報は表示されません。
本オプションは、Mirroring Controllerを運用している場合に指定できます。

-g ロググループ名

性能情報を取得したいRERUNログバッファが属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象となります。

表示形式(-uオプションおよび-gオプション指定時)

$ rdbsar -u -g loggrp1

RDBII rdbsar DATE:2012/06/20 TIME:14/47/33
(1)          (2)      (3)      (4)               (5)         (6)
Time         BufSize   BufNum   UseNum([%])       Alarm       DryUp
14:47:33        2048      128        0(  0)           0           0
             (7)                                       (8)          (9)
             RLPName                                    Write       IoNum
             rlp003                                       957         236
 
 (1)  性能情報の採取が完了した時刻
 (2)  RERUNログバッファの1枚のサイズ(単位はバイト)
 (3)  RERUNログバッファ枚数
 (4)  RLCへの未書き出しバッファ枚数(RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合(%))
 (5)  RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合が、
      70%を下回る状態から80%を超過した回数
 (6)  RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合が、
      80%を下回る状態から100%に到達した回数
 (7)  RLP名
 (8)  RLCへ書き出したバッファ枚数
 (9)  RLCへ書き出したI/O回数

注意

本コマンドは、正系ノードのみ実行可能です。