名前
rdbsar -- 性能情報の表示
形式(RERUNログバッファに関する性能情報の表示)
rdbsar -u [ -g ロググループ名 ]
機能説明
Symfoware/RDBの性能情報を出力します。
オプション
RERUNログバッファに関する性能情報を表示します。
RERUNログバッファサイズ、RERUNログバッファ枚数、RLCへの未書き出しバッファ枚数、RLCファイルへの未書き出しバッファ枚数の割合およびRLP名は、時間間隔の指定の有無にかかわらず、コマンド実行時の値が表示されます。これ以外の情報に関しては、時間間隔を指定した場合は、その時間間隔での変化量が、時間間隔を指定しなかった場合は、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始したときからの総量が表示されます。rdbsarコマンドの時間間隔の指定については“コマンドリファレンス”を参照してください。
本コマンドを実行したノードで正系ノードのDBミラーリングサービスを開始していない場合は、性能情報は表示されません。
本オプションは、Mirroring Controllerを運用している場合に指定できます。
性能情報を取得したいRERUNログバッファが属するロググループ名を指定します。
スケーラブルログ運用を行っていて、本オプションを省略した場合または“system”を指定した場合は、システムロググループが処理の対象となります。
表示形式(-uオプションおよび-gオプション指定時)
$ rdbsar -u -g loggrp1 RDBII rdbsar DATE:2012/06/20 TIME:14/47/33 (1) (2) (3) (4) (5) (6) Time BufSize BufNum UseNum([%]) Alarm DryUp 14:47:33 2048 128 0( 0) 0 0 (7) (8) (9) RLPName Write IoNum rlp003 957 236
(1) 性能情報の採取が完了した時刻 (2) RERUNログバッファの1枚のサイズ(単位はバイト) (3) RERUNログバッファ枚数 (4) RLCへの未書き出しバッファ枚数(RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合(%)) (5) RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合が、 70%を下回る状態から80%を超過した回数 (6) RERUNログバッファ枚数における未書き出しバッファ枚数の割合が、 80%を下回る状態から100%に到達した回数 (7) RLP名 (8) RLCへ書き出したバッファ枚数 (9) RLCへ書き出したI/O回数
注意
本コマンドは、正系ノードのみ実行可能です。