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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
FUJITSU Software

2.1.1 コネクションの接続形態

JDBCドライバからデータベースに対してコネクションを接続する場合、以下の接続形態があります。

接続形態

説明

ローカルアクセス

JDBCドライバと接続先データベースが、同一サーバシステムにある接続形態です。
Windows(R)、SolarisまたはLinux上のデータベースに接続する際に使用します。

リモートアクセス

JDBCドライバと接続先データベースが、異なるサーバシステム上にある接続形態です。
Windows(R)、Solaris、Linux、または、グローバルサーバおよびPRIMEFORCE上のデータベースに接続する際に使用します。

また、接続先のサーバのOSファイル(/etc/servicesファイルなど)にサービス名とポート番号が定義されている必要があります。指定するポート番号は、通信方法によって異なります。

参考

リモートアクセスする場合は、システム用の動作環境ファイルの“MAX_CONNECT_TCP”に、1以上の値を指定してください。データベース簡単運用の場合は、Symfoware Serverのインストール時に最適な値が設定されるので考慮は不要です。

サービス名とポート番号の指定について

サービス名とポート番号は、以下のように指定します。

指定形式
サービス名     ポート番号/プロトコル
サービス名

サービス名は、RDBシステム名を指定します。ただし、RDBシステム名を付けない運用の場合は、RDBIIを指定します。

ポート番号

  ポート番号は、以下の範囲で、未使用の値を指定してください。

  • Windows Server(R) 2003の場合:5001~49151

  • Windows Server(R) 2008、Windows Server(R) 2008 R2、Windows Server(R) 2012またはWindows Server(R) 2012 R2の場合:1024~49151

  • Solaris/Linuxの場合:1024~32767

プロトコル

  プロトコルは、tcpを指定します。


定義例

Symfoware/RDBのシステムごとにポート番号を定義する例を、以下に示します。

rdbsys1 26551/tcp
rdbsys2 26552/tcp