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Symfoware Server V12.1.x アプリケーション開発ガイド(共通編)
FUJITSU Software

C.3 ファイルディスクリプタ数の見積り

アプリケーション実行時に使用するファイルディスクリプタ数について、ファイルディスクリプタ数のデフォルト値を超える場合は、以下の見積り式を使用して、OSのファイルディスクリプタ数の設定を行ってください。

Connection Managerを使用してデータベースに接続している場合
初回のデータベース接続時 ......... +5
2回目以降のデータベース接続時 ...... +3
データベースへの接続の切断時 ..... -3
Connection Managerを使用せずにデータベースに接続している場合
初回のデータベース接続時 ......... +3
2回目以降のデータベース接続時 ...... +1
データベースへの接続の切断時 ..... -1

データベースに接続すると、使用するファイルディスクリプタ数が増えます。

データベースへの接続を切断すると、ファイルディスクリプタ数が減ります。

ただし、コネクションプーリング機能によって、コネクションが切断されずにプールされている場合は、ファイルディスクリプタ数は減りません。

アプリケーションプロセス起動後、初めてデータベースに接続した時、同じアプリケーションプロセス内での、2回目以降の接続と比較して、ファイルディスクリプタ数を、以後の操作よりも2つ多く使用します。この2つ分のファイルディスクリプタは、アプリケーションプロセス終了まで継続して使用します。