RDBII_CON_PRM_DIV
RDBII_CON_PRM_DIVは、本システム表にアクセスしている現コネクションで有効になっている動作環境についての情報を出力する表です。
以下に設定可能な実行パラメタについての情報を出力します。
システム用の動作環境ファイル
クライアント用の動作環境ファイル
サーバ用の動作環境ファイル
環境変数
Java連携の場合、default_readonlyオプション、default_isolationオプション、ctuneparamオプションに指定したパラメタ
ODBC連携の場合、ODBCデータソースのその他パラメタに指定したパラメタ
.NET Framework連携の場合、ConnectionStringプロパティのtuneparamキーワードに指定した実行パラメタ
Java連携およびODBC連携の場合の実行パラメタ名は、先頭文字“CLI_”を削除したパラメタ名に一致します。
なお、Java連携のdefault_readonlyオプションがDEFAULT_ACCESS_MODE、default_isolationオプションがDEFAULT_ISOLATIONの値として反映されます。default_readonlyオプションにfalseを指定した場合はREAD_WRITE、trueを指定した場合はREAD_ONLYとなります。
ただし、以下の実行パラメタの情報は、出力されません。
DEFAULT_CONNECTION
SERVER_ENV_FILEのSQLサーバ名
SERVER_SPEC
WAIT_TIME
SSL_CERT_FILE
SSL_CLI_CA_CERT_FILE
SSL_PRIV_KEY_FILE
DESCRIPTOR_SPEC
COREFILE_PATH
DIV_TRACE_FILE
SET_CALLBACK
SQL_SNAP
MSG_PRINT
JAVA_CONVERTER
LOWERCASE_NAME
参照
動作環境ファイルの詳細については、“付録B 動作環境ファイルのパラメタ一覧”を参照してください。
環境変数の詳細については、“アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”の“環境変数”を参照してください。
default_readonlyオプション、default_isolationオプションおよびctuneparamオプションの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“オプションの設定”を参照してください。
ODBCデータソースのその他パラメタの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”の“アプリケーションのチューニング”を参照してください。
tuneparamキーワードの詳細については、“アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)”の“tuneparamキーワード”を参照してください。
RDBII_CON_PRM_DIVの構成と出力情報を以下に示します。パラメタ設定値の数が2以上の場合は、異なるレコードとなり、設定値の順番が列ORDINALに設定されます。
列名 | データ型 | 情報の意味 | 補足説明 |
---|---|---|---|
PARAMETER_NAME | VARCHAR | 実行パラメタ名 |
|
ORDINAL | INT | パラメタの順序 | 実行パラメタの設定値の順序 |
PARAMETER_VALUE | VARCHAR | パラメタ設定値 | 現在有効となっているパラメタ設定値が、実行パラメタの指定形式で以下のように設定されます。(注)
|
注)データ長が1024バイトを超える場合、先頭から1024バイト分だけが出力されます。
注意
本表を参照する問合せは、独立性水準にREAD UNCOMMITTEDが指定されている場合の動作になります。
システム用の動作環境ファイルに、実行パラメタDEFAULT_INDEX_SIZEを以下の値で設定した場合、実行するSQL文とその結果は、以下のようになります。
DEFAULT_INDEX_SIZE = (16,8,30720,10240,10240,0)
(1)
(1)2番目のパラメタ設定値
SELECT PARAMETER_VALUE FROM RDBII_SYSTEM.RDBII_CON_PRM_DIV
WHERE PARAMETER_NAME = 'DEFAULT_INDEX_SIZE' AND ORDINAL = 2
(1)
(1)2番目のパラメタ設定値の指定
PARAMETER_VALUE:8
(1)
(1)2番目のパラメタ設定値の取得結果