正系ノードから副系ノードへのRERUNログの転送はTCP/IPで行います。
LANを使用して転送するため、容易にシステムを構築できます。
また、RERUNログの転送用に2つのLANを利用する場合は、LANをデータベース二重化機能が制御し、二重化された冗長構成になります。そのため、片方のLANに異常が発生した場合でも、異常が復旧するまでの間は、もう片方の正常なLANで運用を行うことが可能になります。
図3.1 TCP/IPによるデータ転送
Mirroring Controllerのみを利用する場合は、副系ノードへのRERUNログの転送を、ストレージのリモートコピー機能によって高信頼、高スループットで行うことができます。
図3.2 ストレージのリモートコピー機能によるデータ転送(Mirroring Controllerのみ利用時)
高スループットが要求される場合は、Mirroring Controllerの利用を推奨します。