格納構造は、それぞれがいくつかの構成要素からなっています。
格納構造に対するデータベーススペースの割付けは、この各構成要素をデータベーススペースに対応させていくことで、その対応の形態により、次の3種類があります。
形態1:構成要素間でのデータベーススペースの共用
以下の図に示すように、複数の構成要素を同一のデータベーススペースに対応させる形態です。この形態では、使用するデータベーススペースの数は減少しますが、データベーススペースに複数のDSIを対応させた場合、これらのDSIを同時に使用すると、データベーススペースに対するアクセスが集中することになります。
形態2:マルチデータベーススペースの構成要素
以下の図に示すように、1つの構成要素を複数のデータベーススペースに対応させる形態です。この形態では、大容量のデータベースを構築することが可能ですが、使用するデータベーススペースの数は増加します。
形態3:混在したデータベーススペースの構成
以下の図に示すように、前述した2つの形態を組み合わせた形態です。この場合には、使用頻度の低いオーバフロー部を1つのデータベーススペースに集めています。