WebAdminのセットアップ手順について以下に示します。
ログインする
rootになる
rootになり、以下のコマンドを実行します。
# cd /opt/FJSVsymwa/sbin # ./WebAdminSetup
ポート番号を指定する
WebAdminで使用する以下のポート番号を指定します。
/etc/servicesファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別の番号に変更してください。
なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。
項目 | 値(推奨値) |
---|---|
Webサーバのポート番号 | 26510 |
WebAdmin実行環境のポート番号1 | 26511 |
WebAdmin実行環境のポート番号2 | 26512 |
WebAdminの自動起動 | y |
WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。
Webサーバのポート番号は、/etc/servicesファイルにサービス名“WebAdmin”のポート番号として登録されます。
WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。
WebAdmin実行環境のポート番号1は、/etc/servicesファイルにサービス名“WebAdmin1”のポート番号として登録されます。
WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。
WebAdmin実行環境のポート番号2は、/etc/servicesファイルにサービス名“WebAdmin2”のポート番号として登録されます。
注意
未使用のポート番号
OSや他の製品において、/etc/servicesファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。
アクセス制限
ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。
ポートのアクセス許可
ファイアウォールなどでポートが塞がれている(アクセス許可されていない)場合は、使用するポートに対し、アクセスできるように許可してください。ポートを開ける(アクセス許可を与える)方法については、ご使用のベンダーのドキュメントを参照してください。
なお、ポートを開ける際には、十分セキュリティ上のリスクを考慮してください。