監査ログデータベースのテンポラリログファイルの作成について説明します。
監査ログデータベースのテンポラリログファイルの作成はrdblogコマンドのGオプション、tオプションおよびgオプションで行います。
ロググループ名には“#RDBII_ADTLOG#”を指定してください。
BIログ域、AIログ域およびトランザクションエントリ数はそれぞれ以下の値にしてください。
BIログ域 : 10メガバイト
AIログ域 : 50メガバイト
トランザクションエントリ数 : 10
なお、リカバリログ量については、“リカバリログ量”を参照してください。
監査ログデータベースのテンポラリログファイルを作成する例を以下に示します。
Solarisの場合
BIログ域10メガバイト、AIログ域50メガバイト、トランザクションエントリ数10で、ログインデックス域、BIログ域およびAIログ域を、ローデバイス/dev/rdsk/c4t1d0s0に作成する場合
$ rdblog -G -t -g '#RDBII_ADTLOG#' /dev/rdsk/c4t1d0s0 -in -in 10M 50M 10
Linuxの場合
BIログ域10メガバイト、AIログ域50メガバイト、トランザクションエントリ数10で、ログインデックス域、BIログ域およびAIログ域を、ローデバイス/dev_symfoware/raw42に作成する場合
$ rdblog -G -t -g '#RDBII_ADTLOG#' /dev_symfoware/raw42 -in -in 10M 50M 10