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 ApcoordinatorUJIタグリファレンス
FUJITSU Software

3.12 uji:value

uji:valueについて説明します。uji:valueには、以下の機能があります。

基本機能

uji:valueタグは、カレントオブジェクトの値を画面に出力します。

アトリビュート

uji:valueタグのアトリビュートは以下を指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

escape


false、true、fullのいずれかを指定します。

  • false
    カレントオブジェクトの値をそのままHTMLに出力します。

  • true
    「"」、「&」、「<」、「>」、「'」をそれぞれ「&quot;」、「&amp;」、「&lt;」、「&gt;」、「&#39;」に変換して出力します。

  • full
    trueの変換に加え、「 」(半角スペース)を「&nbsp;」に変換して出力します。

なお、escapeは初期化パラメタuji.escapeがtrueの場合のみ有効です。 初期化パラメタuji.escapeがfalse、または省略した場合は無効です。

true

コンテント

uji:valueタグのコンテントは記述できません。

使用例

JSP

<uji:value />
注意事項

カレントオブジェクトについては、各画面部品タグのレンダラを参照してください。

XML連携機能

uji:valueタグは、カレントオブジェクトの値を画面に出力します。

イベントモデルではXML連携機能は利用できません。

アトリビュート

uji:valueタグのアトリビュートは指定できません。

使用例

uji:listまたはuji:tableの使用例を参照してください。

注意事項

カレントオブジェクトのtoString()メソッドで得られる値を出力します。カレントオブジェクトがXMLデータBeanである場合も同様です。

イベントモデル

uji:valueタグは、カレントオブジェクトの値を画面に出力します。

アトリビュート

uji:valueタグは、イベントモデルで使用する際に以下のアトリビュートを指定します。これ以外のアトリビュートについては、“基本機能”を参照してください。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

converter

コンバータをコンバータIDもしくはバリューバインディング式で指定します。

コンバータを使用しません。

id

コンポーネントのIDを指定します。

自動的に付与されます。

コンテント

uji:valueタグのコンテントには以下のタグが記述できます。

  • f:converter(最大1個)

使用例

JSP

<f:view>
  <uji:table bean="myBean" property="tableModelProp" >
    <uji:tableRenderer type="column" cls="header" >
      <TH><uji:value /></TH>
    </uji:tableRenderer>
    <uji:tableRenderer type="column" >
      <TD><uji:value /></TD>
    </uji:tableRenderer>
  </uji:table>
</f:view>
注意事項

uji:valueタグでコンバータを利用する場合、getAsStringメソッドに渡される第3引数の型は、Beanのプロパティの型です。

UIコンポーネントの値を画面に表示する場合(javax.faces.convert.ConverterインタフェースのgetAsString)のみ有効です。