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 ApcoordinatorUJIタグリファレンス
FUJITSU Software

2.2 uji:include

uji:includeについて説明します。uji:includeには、以下の機能があります。

基本機能

uji:includeタグは、ページマップに従って対応する入出力ページを画面に取り込みます。uji:includeタグは以下の動作をします。

  1. paneアトリビュートが指定された場合は、指定の領域名にDispatchContextクラスのsetResponseBeanメソッドで対応付けられたデータBeanを取得します。paneアトリビュートが省略された場合は、画面部品タグのカレントオブジェクト(<uji:value />で表示されるオブジェクト)を取得します。

  2. 取得したデータBeanと、Beanの表示モード(DataBeanクラスのsetVerbメソッドで設定された文字列)に従ってページマップを検索し、入出力ページ名を得ます。

  3. 決定した入出力ページのJSPをタグの位置に置換して表示します。

アトリビュート

uji:includeタグのアトリビュートは以下を指定します。

アトリビュート名

省略

意味

省略時の動作

pane

uji:includeタグが書かれた画面位置の領域名を指定します。(*)

画面部品のカレントオブジェクトが使用されます。

(*) DispatchContextクラスのsetResponseBeanメソッドを使用せず、HttpServletRequest, HttpSession, ServletContextクラスのsetAttributeメソッドでデータBeanを設定した場合には、setAttributeメソッドで指定したキーをpaneアトリビュートに指定します。

コンテント

uji:includeタグのコンテントは記述できません。

使用例

JSP

<uji:include pane="body" />
注意事項

paneアトリビュートを省略した場合は、画面部品によってカレントオブジェクトがデータBeanである必要があります。この時、インクルードされる側のページにはuji:includedBodyタグを使用します。
paneアトリビュートを指定する場合は、インクルードされる側のページのuji:includedBodyタグは不要です。