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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド(Java EE 6編)
FUJITSU Software

4.8.2 Webサーバを経由する運用から変更する場合

WebサーバとIJServerクラスタを同じマシンで運用していたか、別のマシンで運用していたかによって、操作が異なります。

4.8.2.1 WebサーバとIJServerクラスタを同じマシンで運用していた場合

  1. asadminコマンドのdelete-web-server-refサブコマンドを使用し、WebサーバとIJServerクラスタの連携を解除します。
    連携を解除すると、自動的にWebコンテナへアクセスする運用形態が“direct”に設定されます。

    連携を解除するIJServerクラスタがIJServer001、WebサーバがFJapacheの場合

    C:\Interstage\F3FMisje6\glassfish\bin\asadmin delete-web-server-ref --target IJServer001 FJapache

    /opt/FJSVisje6/glassfish/bin/asadmin delete-web-server-ref --target IJServer001 FJapache

4.8.2.2 WebサーバとIJServerクラスタを別のマシンで運用していた場合

Webサーバ側とIJServerクラスタ側で、以下のように設定します。

Webサーバ側の設定

  1. wscadminコマンドのdelete-instance-refサブコマンドを使用し、WebサーバとIJServerクラスタの連携を解除します。

    連携解除するWebサーバ名がFJapache 、IJServerクラスタがIJServer001、すべてのインスタンス情報を削除する場合

    C:\Interstage\F3FMwsc\bin\wscadmin delete-instance-ref --webserver FJapache --target IJServer001 all

    /opt/FJSVwsc/bin/wscadmin delete-instance-ref --webserver FJapache --target IJServer001 all

IJServerクラスタ側の設定

  1. IJServerクラスタ側のマシンで、asadminコマンドのsetサブコマンドを使用し、Webコンテナへアクセスする運用形態を“direct”に変更します。詳細は、「7.7.3 ネットワーク設定の定義項目」の「Webコンテナへアクセスする運用形態」を参照してください。