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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

4.12.14 CORBA-ORB-GET-CLIENT-REQUEST-TIMER

名前

CORBA-ORB-GET-CLIENT-REQUEST-TIMER -サーバメソッド待機時間の獲得

形式

DATA DIVISION.
   WORKING-STORAGE SECTION.
   COPY CONST IN CORBA.
   01 COPY ORB         IN CORBA REPLACING CORBA-ORB BY ORB.
   01 COPY OBJECT      IN CORBA REPLACING CORBA-OBJECT BY OBJ.
   01 COPY ENVIRONMENT IN CORBA REPLACING CORBA-ENVIRONMENT BY ENV.
   PROCEDURE DIVISION.
     CALL "CORBA-ORB-GET-CLIENT-REQUEST-TIMER" USING
           ORB
           OBJ
           ENV.

機能説明

サーバメソッド待機時間(秒単位)を獲得します。

待機時間の設定に対する優先度は以下のとおりです(高い順から記載します)。なお、OBJにNULLを指定した場合は、以下の1あるいは3で設定された値を獲得します。

  1. CORBA-ORB-SET-CLIENT-REQUEST-TIMER関数による設定

  2. CORBA-ORB-SET-CLIENT-TIMER関数よる設定

  3. CORBAサービスの環境設定ファイル(config)のperiod_receive_timeoutパラメタによる設定

本関数はクライアントアプリケーションにおいてサーバメソッドの待機時間を確認したい場合に使用します。

パラメタ

ORB

CORBA-ORB-INIT関数によって獲得したORBのオブジェクトリファレンス。

OBJ

待機時間を獲得するサーバオブジェクトのオブジェクトリファレンス。

ENV

例外情報が格納される構造体。

復帰値

サーバメソッドの待機時間が返ります。
異常終了した場合は、ENV構造体のMAJORにはCORBA-SYSTEM-EXCEPTIONが設定され、IDとMINORに詳細情報が設定されます。IDとMINORの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。