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Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

2.15.14
CORBA::ORB::unbind_object()

名前

CORBA::ORB::unbind_object - オブジェクトとプロセスのバインド関係の解除

形式

void
CORBA::ORB::unbind_object(
      CORBA::Object_ptr       obj,
      CORBA::Environment      &env );

機能説明

CORBA::ORB::bind_object()で登録された引数のオブジェクト(obj)とプロセスのバインド関係を解除します。

パラメタ

obj

バインド関係の解除対象となるオブジェクト。

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常復帰した場合の復帰値はありません。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定される例外情報の意味は以下のとおりです。マイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

CORBA_BAD_OPERATION

POA(Portable Object Adapter)用のライブラリがリンクされている可能性があります。
POAを使用しない場合は、POA用のライブラリをリンクから外してください。

CORBA_BAD_PARAM

オブジェクトはCORBAサービスのバインド関係情報に登録されていません。

CORBA_NO_IMPLEMENT

クライアント用ライブラリ(ODWINCPP.LIB)が使用されています。

注意事項