ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server リファレンスマニュアル(API編)
FUJITSU Software

2.14.15 ArrayDefインタフェース

2.14.15.1 CORBA::ArrayDef::length()

名前

CORBA::ArrayDef::length

形式

#include <orb_cplus.h>
CORBA::ULong  CORBA::ArrayDef::length(
      CORBA::Environment& env );

機能説明

ArrayDefオブジェクトの配列の要素数を返します。

パラメタ

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、配列の要素数が返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.15.2 CORBA::ArrayDef::element_type()

名前

CORBA::ArrayDef::element_type

形式

#include <orb_cplus.h>
CORBA::TypeCode_ptr  CORBA::ArrayDef::element_type(
      CORBA::Environment& env );

機能説明

ArrayDefオブジェクトの配列の要素の型を表したTypeCodeを返します。
本関数はタイプコードを格納する領域を獲得するため、この領域が不要になった時点で、CORBA::release()を使用して領域を解放する必要があります。

パラメタ

env

例外情報が格納される構造体。

復帰値

正常終了した場合は、配列の要素の型を表したTypeCodeが返されます。
異常終了した場合は、envのexceptionメンバにSystemExceptionオブジェクトのオブジェクトリファレンスが設定されます。設定された例外情報およびマイナーコードの意味については、“メッセージ集”の“CORBAサービスから通知される例外情報/マイナーコード”を参照してください。

2.14.15.3 継承されて使用できる関数

(1)CORBA::ArrayDef::def_kind

(1)については、“IRObject共通インタフェース”を継承します。
“CORBA::IRObject”の部分を“CORBA::ArrayDef”に置き換えて使用することができます。
関数の仕様については、“2.14.2 IRObject共通インタフェース”を参照してください。