Java監視機能を使用するには、JDKのインストールが必要です。
■Java監視機能とは
Java監視機能は、アプリケーションサーバ上で現在動作中のアプリケーション(※1)のJava VM(JVM)に関するパフォーマンスデータを収集、表示する機能です。
Java監視機能の利用者に対し、次の2つの機能を提供します。
パフォーマンスデータ収集開始、停止等の操作入力
収集したパフォーマンスデータを視覚化
本機能は、Java SEで提供されるjconsoleと、富士通が拡張したjconsoleプラグインとで構成されます。
※1: Java監視機能が監視できるサーバ上のアプリケーションは、次の条件を満たすものです。
Java SE 6/7 のJava VMにより動作
■収集可能なパフォーマンスデータについて
Java監視機能により収集できるパフォーマンスデータは、次のものです。
データ名 | データの概要 |
---|---|
メソッドサンプリング | 一定の間隔で、メソッドの実行情報(どのメソッドが実行されているか)を示します。 |
オブジェクトヒストグラム | Javaオブジェクトの使用状況を任意の二点間の差分にて示します。 |
ヒープダンプ | 現在のヒープダンプ(ヒープイメージ)を示します。 |
GC情報 | Java VMのオプションを変更します。
Java VMのオプションの変更をJava監視機能の画面上より操作することができます。 |