Interstage JMXサービスは、Interstage管理コンソールの実行基盤です。Interstage JMXサービスのカスタマイズを行う場合、以下のInterstage JMXサービスの環境定義ファイルを編集して変更します。
ファイル格納先
[本製品インストールフォルダ]\jmx\etc\isjmx.xml
/etc/opt/FJSVisjmx/isjmx.xml
ファイル内容(例)
<?xml version="1.0" encoding="shift_jis"?> <isjmx> <!-- Change or add definitions of port numbers here. --> <port rmi="12200" internal="12210" https="12220" rmiinvoke="12230"/> <!-- Change java VM options here. --> <server java.home="C:\Interstage\JDK6" options="-Xmx256m -XX:MaxPermSize=128m"/> <!-- Change the max number of MBeans here. --> <registry max="100000"/> <!-- Change time-out intervals here. --> <timeout rmi="20" https="20"/> <!-- Add the definition of the localhost IP address here. --> <!-- <host localhost="xxx.xxx.xxx.xxx"/> --> <!-- Change the upper limits of the login log file here. --> <loginlog max="1"/> <!-- Change the upper limits of the operation log file here. --> <operationlog max="1"/> </isjmx>
ファイル内容(例)
<?xml version="1.0"?> <isjmx> <!-- Change or add definitions of port numbers here. --> <port rmi="12200" internal="12210" https="12220" rmiinvoke="12230"/> <!-- Change java VM options here. --> <server java.home="/opt/FJSVawjbk/jdk6" options="-Xmx256m -XX:MaxPermSize=128m"/> <!-- Change the max number of MBeans here. --> <registry max="100000"/> <!-- Change time-out intervals here. --> <timeout rmi="20" https="20"/> <!-- Add the definition of the localhost IP address here. --> <!-- <host localhost="xxx.xxx.xxx.xxx"/> --> <!-- Change the upper limits of the login log file here. --> <loginlog max="1"/> <!-- Change the upper limits of the operation log file here. --> <operationlog max="1"/> </isjmx>
注意
isjmxchangedefコマンド、またはisjmxrestoreコマンドを実行すると、タグや属性の配置が変わることがありますが、Interstage JMXサービスの動作に影響はありません。
カスタマイズ項目
設定項目 | 設定内容 | isjmx.xmlファイルの指定値 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
RMIレジストリへの要求を受け付けるポート番号 | Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールからの要求を受け付けるためのポート番号です。 | portタグのrmi属性 | 12200 |
ポート番号 | Interstage JMXサービスの運用に使用するポート番号です。 | portタグのinternal属性 | 12210 |
SSL通信(HTTPS)で要求を受け付けるポート番号 | Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールからの要求を受け付けるためのポート番号です。 | portタグのhttps属性 | 12220 |
RMI通信で要求を受け付けるポート番号 | Interstage JMXサービスがInterstage管理コンソールからの要求を受け付けるためのポート番号です。 | portタグのrmiinvoke属性 | 12230 |
JDK/JREのインストールパス | Interstage JMXサービスが使用するJDKまたはJREのインストールパスです。 注意 バージョンが6.0のJDK/JREを指定してください。 | serverタグのjava.home属性 | Interstageのインストール時に自動設定 |
javaプロセスに指定するオプション情報 | Interstage JMXサービスが使用するjavaプロセスに指定するオプション情報です。 | serverタグのoptions属性 | -Xmx256m -XX:MaxPermSize=128m |
MBeanの登録数の上限値 | Interstage JMXサービスに登録可能なMBeanの登録数の上限値です。MBeanとは、Interstage JMXサービスが管理するリソース情報です。 | registryタグのmax属性 | 100000 |
通信のタイムアウト時間 | Interstage JMXサービスの通信のタイムアウト時間(分)です。 注意
| timeoutタグのrmi属性 | 20 |
SSL通信(HTTPS)のタイムアウト時間 | Interstage JMXサービスのSSL通信(HTTPS)のタイムアウト時間(分)です。 注意
| timeoutタグのhttps属性 | 20 |
他のサーバとの通信を行う際に使用するIPアドレス | Interstage JMXサービスが他のサーバとの通信を行う際に使用するIPアドレスです。 注意 「他のサーバとの通信を行う際に使用するIPアドレス」を設定した場合、isjmx.xmlファイルの指定値「serverタグのoptions属性」に「-Djava.rmi.server.hostname=(IPアドレス)」を設定した場合と同様の動作となります。 | hostタグのlocalhost属性 | なし |
Interstage JMXサービスのログインログのファイルサイズの上限値 | Interstage JMXサービスに対するログイン要求を記録するログインログのログファイルサイズの上限値です。 | loginlogタグのmax属性 | 1 |
Interstage JMXサービスの内部ログのファイルサイズの上限値 | Interstage JMXサービスの内部ログのファイルサイズの上限値です。 | operationlogタグのmax属性 | 1 |
ファイル編集後の作業
isjmx.xmlを変更した後、以下の手順でInterstage JMXサービスおよびInterstage管理コンソール用Servletサービスを再起動してください。
Interstage JMXサービスおよびInterstage管理コンソール用Servletサービスの停止、および、起動については「2.2 Interstage管理コンソールの起動・停止」を参照してください。
「Interstage JServlet(OperationManagement)」サービスおよび「Interstage Operation Tool」サービスを再起動してください。
Interstage JMXサービス、およびInterstage管理コンソール用Servletサービスを再起動してください。