本機能はWindows(R)版、Solaris版のみ使用可能です。なお、Solaris版はSolaris 10でのみ使用可能です。
リアルタイム監視機能は、指定したアプリケーションの性能情報を、MIB情報として通知する機能を提供します。
Systemwalker Centric Managerには、MIB監視機能がサポートされています。Systemwalker Centric Managerの機能を利用することにより、以下のような運用が可能となります。
統計情報のレポート出力
性能情報のグラフ表示や、CSV形式でのファイル出力が行えます。統計情報の収集に役立ちます。
性能異常の監視
処理待ち要求数などの性能情報に対してしきい値を設定し、監視することによって、性能情報の異常を、事前に察知できるようになります。これにより、異常事象に対して、迅速な対応が行えます。
参考
MIB情報
Management Information Baseの略です。システム情報、TCP/IP情報を管理するために、定義された管理情報領域のことです。
本機能を使用する場合、性能ログファイルへの情報出力も同時に行われますので、オペレーション単位の情報などの、よりきめ細かな性能分析を行いたい場合には、性能ログファイルに蓄積された情報を分析してください。
また、MIB情報を利用した監視方法などについては、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
採取できる情報や分析方法については、「6.3.2 Systemwalker Centric Managerによるリアルタイム監視機能により採取した性能情報 」を参照してください。