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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

4.5.15 J2EE互換のリストア

4.5.15.1 IJServer資源のリストア

IJServer資源のリストア手順について説明します。


リストアコマンド

IJServer資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\ijsrestore.exe

/opt/FJSVj2ee/bin/ijsrestore


リストア方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

ijsrestoreコマンドを実行して、IJServer資源をリストアします。
    C:\Interstage\bin\ijsrestore -d X:\Backup


バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

ijsrestoreコマンドを実行して、IJServer資源をリストアします。
    /opt/FJSVj2ee/bin/ijsrestore -d /backup


注意事項

4.5.15.2 Interstage JMS資源のリストア

Interstage JMS資源のリストア手順について説明します。


リストアコマンド

Interstage JMS資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\jmsrestore.exe

/opt/FJSVjms/bin/jmsrestore


jmsrestoreコマンドは、JMSアプリケーションが停止している状態で実行する必要があります。


リストア方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

jmsrestoreコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage JMS資源をリストアします。
    jmsrestore -d X:\Backup


バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

jmsrestoreコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage JMS資源をリストアします。
    jmsrestore -d /backup



4.5.15.3 J2EE共通資源ファイルのリストア

J2EE共通資源ファイルのリストア手順について説明します。


リストアコマンド

J2EE共通資源ファイルのリストアは、以下のコマンドを使用します。

C:\Interstage\bin\j2eerestore.exe

/opt/FJSVj2ee/bin/j2eerestore


リストア方法

バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. jarコマンドが格納されているディレクトリが、環境変数PATHに含まれていることを確認します。(注意参照)

  2. j2eerestoreコマンドを実行して、J2EE共通資源ファイルをリストアします。
        C:\Interstage\bin\j2eerestore -d X:\backup


バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。

  1. jarコマンドが格納されているディレクトリが、環境変数PATHに含まれていることを確認します。(注意参照)

  2. j2eerestoreコマンドを実行して、J2EE共通資源ファイルをリストアします。
        /opt/FJSVj2ee/bin/j2eerestore -d /backup


注意

j2eerestoreコマンドは、その内部処理においてjarコマンドを使用しているため、この確認処理が必要です。