リストアコマンド
IJServer資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\ijsrestore.exe
/opt/FJSVj2ee/bin/ijsrestore
リストア方法
バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。
ijsrestoreコマンドを実行して、IJServer資源をリストアします。 |
バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。
ijsrestoreコマンドを実行して、IJServer資源をリストアします。 |
注意事項
IJServer資源のリストアを行う前に、isprintbackuprscコマンドで表示されたことによってバックアップした資産をリストアしてください。
Interstage Application Server 8.0以前のIJServer資源をリストアした場合、Webサーバコネクタのログ出力先は以下のように変更されます。任意に設定されたWebサーバコネクタのログ出力先は、変更されません。
Interstageインストールディレクトリ\F3FMjs5\logs\jk2\FJapache
/opt/FJSVjs5/logs/jk2/FJapache
Interstage HTTP Serverを使用して運用していた環境からリストアを行う場合は、本コマンドを実行する前に、Interstage HTTP Serverの資源のリストアを行ってください。
「サーバ上の任意の位置で実行するWebアプリケーション」は、ijsrestoreコマンドではリストアされません。別途、リストアしてください。なお、Webアプリケーションの展開先はIJServerの定義情報に定義されていますので、バックアップ元と同じパスにWebアプリケーションをリストアしてください。
Session Registry ServerのIJServerをリストアした場合、かつセションの永続化を有効としている場合は、リストア後のSession Registry Serverの起動前に、jssrsadminコマンドのclearsessionサブコマンドを使用して、永続化されているセションの情報を消去してください。
Java監視機能を使用している場合、Java監視機能で使用するアクセスファイル、パスワードファイルは、IJServer資源のリストアおよび移入の対象ではありません。一方、IJServerのJavaVMオプションに設定されたJava監視機能の設定は、リストアまたは移入した環境に引き継がれます。そのため、リストアまたは移入先で改めてアクセスファイル、パスワードファイルを用意するか、Java監視機能を有効化するJavaVMオプションをIJServerから削除するようにしてください。Java監視機能については 「トラブルシューティング集」の 「IJServer(J2EE)を使用する場合」を参照してください。
リストアコマンド
Interstage JMS資源のリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\jmsrestore.exe
/opt/FJSVjms/bin/jmsrestore
jmsrestoreコマンドは、JMSアプリケーションが停止している状態で実行する必要があります。
リストア方法
バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。
jmsrestoreコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage JMS資源をリストアします。 |
バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。
jmsrestoreコマンドでバックアップ用ディレクトリを指定し、Interstage JMS資源をリストアします。 |
リストアコマンド
J2EE共通資源ファイルのリストアは、以下のコマンドを使用します。
C:\Interstage\bin\j2eerestore.exe
/opt/FJSVj2ee/bin/j2eerestore
リストア方法
バックアップ先パスがX:\Backupの場合の操作例を以下に示します。
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バックアップ先パスが/backupの場合の操作例を以下に示します。
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注意
j2eerestoreコマンドは、その内部処理においてjarコマンドを使用しているため、この確認処理が必要です。