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Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)
FUJITSU Software

2.6 Interstage管理コンソールの運用

Interstage Application Serverでは、以下の2つの管理コンソールを提供しています。


Interstage Java EE管理コンソール

Java EE機能に対する運用操作を行います。
インストール時に「Java EE」を選択した場合に利用できます。


Interstage 管理コンソール

Java EE以外の機能に対する運用操作を行います。
インストール時に「Interstage管理コンソール」を選択した場合に利用できます。


インストール時に「Java EE」および「Interstage管理コンソール」をインストールすると、両方の管理コンソールを利用できます。

この場合、管理コンソールの運用方法は、以下の2つから選択できます。


GUI統合運用

GUI統合運用は、Interstage Java EE管理コンソールおよびInterstage管理コンソールを、一つのWebブラウザ上で操作する運用です。Interstage Java EE管理コンソールのログイン画面からログイン操作を行うと、GUI統合運用となります。
GUI統合運用の利用手順を以下に示します。


利用方法
  1. 新規セッションでWebブラウザを起動して、Interstage Java EE管理コンソールにログインして、Java EE機能を操作します。

  2. Interstage管理コンソールを操作する場合は、[コンソール切替]ボタンを押下して、Interstage管理コンソールに切り替えて操作します。Interstage管理コンソールには、[Interstage Java EE管理コンソール]のツリーノードは表示されません。


注意

  • 新規セッションでWebブラウザを起動するには、以下の方法で起動してください。

    • Internet Explorer 8以降の場合
      Webブラウザが起動中である場合、Webブラウザの[ファイル]メニューの[新規セッション]をクリックして、新しくWebブラウザを起動します。Webブラウザを起動していない場合、Webブラウザは、常に新規セッションで起動されます。

    • Internet Explorer 7の場合
      Webブラウザは、常に新規セッションで起動されます。

  • GUI統合運用は、同じユーザアカウントで操作する必要があります。異なるユーザアカウントでは、使用できません。

  • 管理コンソールの認証方式をデフォルト(OS認証)から変更する場合、それぞれの管理コンソールで共通にログイン可能なユーザーアカウント(ユーザー/パスワード)を作成してから使用してください。ただし、共通にログイン可能なユーザアカウントを使用する場合でも、Interstage管理コンソールのログイン画面でログインした場合、GUI統合運用は使用できません。

  • GUI単体運用で起動したInterstage Java EE管理コンソールにログインした場合、GUI統合運用は使用できません。

  • Internet Explorer 8以降を使用して、GUI統合運用とGUI単体運用を併用した場合、画面の表示や遷移に異常が発生する可能性があります。

  • [コンソール切替]ボタンは、画面の描画が完了してから押下してください。画面の描画が完了する前に[コンソール切替]ボタンを押下すると、画面の表示や遷移に異常が発生する可能性があります。


GUI単体運用

GUI単体運用は、Interstage Java EE管理コンソールおよびInterstage管理コンソールを、それぞれ別のWebブラウザ上で操作する運用方法です。Interstage管理コンソールのログイン画面からログイン操作を行うと、GUI単体運用となります。
GUI単体運用の利用手順を以下に示します。


利用方法
  1. 新しくWebブラウザを起動して、Interstage管理コンソールにログインして、Interstage機能を操作します。

  2. Interstage Java EE管理コンソールを操作する場合は、[Interstage Java EE管理コンソール]のツリーノードをクリックし、起動されたInterstage Java EE管理コンソールのログイン画面からログインして操作します。どちらの管理コンソールにも、[コンソール切替]ボタンは表示されません。