Interstageの環境設定後に、イベントサービス運用コマンドを使用してイベントサービスの静的生成運用の環境設定を行います。
運用手順を以下に示します。
注意
管理者権限で実行してください。
(1) イベントサービスのセットアップ
essetupコマンドを使用して、イベントサービスのセットアップを行います。
essetup
(2) 構成情報の設定
essetcnfコマンドを使用して、構成情報を設定します。詳細については、「2.3 構成情報の設定」を参照してください。
例
静的生成のイベントチャネルの最大起動数「1000」を指定する場合
essetcnf -s -schmax 1000
(3) イベントサービスの起動
イベントチャネルの不揮発チャネル運用を行う場合、esstartコマンドを使用して、イベントサービスを起動します。
esstart
ポイント
イベントサービスはサービスプログラムであり、イベントサービスがセットアップされていれば、システムが起動されるたびに自動的に起動されます。
サービスの状態を確認するには、Administrator権限でログインし、「コントロールパネル」の「サービス」または[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]を起動後、「EventService」の状態を参照します。サービスを起動する場合は、「EventService」を選択し、「開始」ボタンをクリックします。
(4) ユニットの生成
イベントチャネルの不揮発チャネル運用を行う場合、esmkunitコマンドを使用してユニットを生成します。
例
ユニット定義ファイル「unit.def」を使用して、ユニットを作成する場合
esmkunit -uf unit.def
注意
グローバルトランザクション運用を行う場合は、拡張ユニットを作成します。
(5) ユニットの起動
イベントチャネルの不揮発チャネル運用を行う場合、esstartunitコマンドを使用してユニットを起動します。
例
ユニット「unit1」を起動する場合
esstartunit -unit unit1
(6) イベントチャネルの作成/環境設定
esmkchnlコマンドを使用して、イベントチャネルの生成/設定を行います。詳細については、「2.4 静的生成運用のイベントチャネルの設定」を参照してください。
例
イベントチャネル「CHNL1」、イベントチャネルのグループ「GROUP1」、不揮発化のイベントチャネルを生成する場合
esmkchnl -g GROUP1 -c CHNL1 -notify -persist all
注意
異なるコード系のマシン間でコード変換が必要となるイベント通信を行う場合は、esmkchnlコマンドの-lオプションでコード系を指定します。コード変換の詳細については、「2.6 コード変換の設定」を参照してください。
ノーティフィケーションサービスのイベントチャネルを作成する場合は、-notifyオプションを指定します。
SSL通信を行う場合は、-sslオプションを指定します。
グローバルトランザクション運用を行う場合は、-otsオプションを指定します。