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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express チューニングガイド
FUJITSU Software

B.2.2 [WRAPPER]セクション

◆形式

[WRAPPER]セクションは以下の形式で記述します。

[WRAPPER]

  

PSYS Name:

負荷抑制対象DPCF通信パス名

  

Number of Maximum Session:

最大同時通信セション数


◆設定内容

PSYS Name:負荷抑制対象DPCF通信パス名

負荷抑制の対象とするDPCF通信パス名を8文字以内の英数字で指定します。
DPCF通信パス名については、以下を参照してください。

Number of Maximum Session:最大同時通信セション数

PSYS Nameステートメントで設定したDPCF通信パスにおける同時に通信できるセション数の最大値を指定します。
指定できる値は、1~1000です。この値を超えたセションが、負荷抑制の対象となります。


注意

  • 負荷抑制機能を使用する場合、[SYSTEM ENVIRONMENT]セクションと[WRAPPER]セクションの各ステートメントをすべて定義してください。

  • [WRAPPER]セクションのPSYS NameステートメントとNumber of Maximum Sessionステートメントはペアで指定します。

  • 複数のDPCF通信パスに対して負荷抑制を行う場合には、複数の[WRAPPER]セクションにPSYS NameステートメントとNumber of Maximum Sessionステートメントをペアで指定します。

  • Number of Maximum Sessionステートメントに指定する値は、IDCMネットワーク定義で指定した優先会話コネクション数以下の値を指定してください。優先会話コネクション数より大きな値を指定した場合、負荷抑制されないことがあります。
    IDCMネットワーク定義の詳細は、以下を参照してください。

    • IDCMヘルプ

    • IDCM使用手引書