Interstage Java EE管理コンソールにて、運用中のサーバーインスタンスの稼動情報を参照できます。これにより、ボトルネックを検出したり、性能チューニングの効果を確認することができます。
稼働情報には、以下の情報が出力されます。各項目の意味については、項目と合わせて表示される説明を参照してください。
表示項目 | 説明 |
---|---|
ランタイム | Java VMの情報などプロセスの情報が表示されます。 |
アプリケーション | サーバーインスタンスに配備された各アプリケーションの情報が表示されます。 |
リソース | サーバーインスタンスに有効になっている各リソースの情報が表示されます。 |
トランザクション | サーバーインスタンスで動作している各トランザクションの情報が表示されます。 |
監視を有効にするには、監視サービスの設定で各項目に対して「LOW」もしくは「HIGH」を設定します。
Java VMの情報として表示されるUpTime(Java VM稼働時間)とHeapSize(ヒープサイズ)の情報はデフォルトで表示されます。
「LOW」より「HIGH」を指定することで多くの情報を表示することができますが、表示項目が多いと若干の性能影響があります。このため、必要な監視情報のみ有効にしてください。
モニタロギング機能を使用することで、表示される情報をログに出力することもできます。モニタロギング機能については、「5.20 モニタロギング」を参照してください。