コネクタサービスで以下を設定できます。
シャットダウンタイムアウト
リソースアダプタクラスを実装したアプリケーションを運用する場合、アプリケーションサーバーは、リソースアダプタの停止処理であるendpointDeactivation()メソッドおよびstop()メソッドの完了を指定した時間だけ待ち合わせます。
指定した時間内に停止処理が完了しない場合、アプリケーションサーバーはその後のアプリケーションの非活性化処理を継続します。endpointDeactivation()メソッドやstop()メソッドからの復帰が遅延する可能性のあるアプリケーションの運用に有効です。
リソースアダプタの停止処理は、リソースアダプタ単位に生成される停止用スレッドにより並列に処理されます。シャットダウンタイムアウトは、Interstage Java EE DASサービスやIJServerクラスタの単位に設定でき、設定したターゲットに配備された全リソースアダプタに対して適用されます。
以下の方法で設定してください。
ツリービューから「設定」を選択し、設定名をクリックします。
「コネクタサービス」を選択します。
シャットダウンタイムアウト(秒)を入力し「保存」をクリックします。
IJServerクラスタ、またはInterstage Java EE DASサービスを再起動します。
同様の操作は、asadminコマンドのsetサブコマンドからも行うことができます。詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」-「configsの定義項目」を参照してください。
注意
リソースアダプタの停止処理はendpointDeactivation()メソッド、stop()メソッドの順番に実行されます。endpointDeactivation()メソッドからの復帰がシャットダウンタイムアウトで指定した時間以内に完了せず、エンドポイントの回収処理がstop()メソッドの呼び出し直前に未完了だった場合、再度endpointDeactivation()メソッドを呼び出してからstop()を呼び出します。