Interstage JMSは、以下の製品で利用可能です。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Application Server Standard-J Edition
環境定義ファイル
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
V4.x ~ V5.x | ○ (注1) |
V6.0 以降 | ○ |
○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 -:定義が存在しない。
Interstage Application Server V4.x/V5.xで作成した以下の定義のJNDI名に「コロン(:)」が含まれている場合、本バージョン・レベルのInterstage管理コンソールで以下の定義の一覧を表示すると、エラーメッセージ「jms9997」が出力されて操作できません。
ConnectionFactory定義
Destination定義
「コロン(:)」が設定された上記の定義を管理する場合は、JMS運用コマンドを使用するか、またはInterstage管理コンソールを使用する前にJMS運用コマンドを使用して、該当する上記の定義を削除してください。
注意
イベントサービス運用コマンド使用時に利用するイベントサービスの資源について注意する必要があります。「1.3.10 イベントサービスの資源」を参照して確認してください。
セキュリティ管理環境定義ファイル
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
V4.0 | △ |
V4.1 以降 | ○ |
○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 -:定義が存在しない。
isj2eeadminコマンドの定義ファイル
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
8.0、V9 | △ (注1) |
○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 -:定義が存在しない。
以前のバージョン・レベルで抽出した定義ファイルを利用して、定義を新規追加する場合、isj2eeadminコマンドの互換オプションを使用することができます。
互換オプションについての詳細は、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」の「isj2eeadmin」の「互換オプションについて」を参照してください。
ただし、V8.0互換モードのIJServerは作成できなくなったため、<Version>タグの値を8.0に指定することができなくなりました。<Version>タグを削除するか9.0を指定してください。
また、互換オプションを指定してV8.0互換モードのIJServerを作成することもできません。
注意
本製品では、Java EEアプリケーションの実行環境と、J2EEアプリケーションの実行環境を提供しています。Java EEアプリケーションの実行環境は、Interstage Application Server V9.2から提供しており、Interstage Application Server V10から推奨となっています。一方、J2EEアプリケーションの実行環境は、旧製品から移行するための互換機能として提供しています。J2EEアプリケーションの実行環境は、将来的には提供を停止する予定ですので、Java EEアプリケーションの実行環境への移行をご検討ください。
環境定義ファイル
旧バージョン・レベル | 本バージョン・レベルでの使用可否 |
---|---|
V2.x ~ 8.0 | × |
V9.0以降 | △ (注1) |
○:互換あり。 △:一部互換なし。 ×:互換なし。 -:定義が存在しない。
本製品ではTomcat5.5ベースのServletサービスを提供しています。Tomcat5.5ベースのServletサービスを使用していた場合の環境定義ファイルは、本製品でも使用可能です。
注意
本製品では、Tomcat4.1ベースのServletサービスと、Interstage Application Server V5.1以前のサーブレット実行環境であるTomcat3.1ベースのサーブレット実行環境を提供していません。Tomcat5.5ベースのServletサービスへ移行する場合には「J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)」の「Servletサービス(Tomcat5.5ベースのサーブレット実行環境)への移行」を参照して移行してください。