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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express 移行ガイド
FUJITSU Software

1.2.1 移行手順

旧バージョン・レベルからの移行の手順について説明します。


ポイント

Interstage Application Server Web-J Edition/Interstage Web ServerからInterstage Application Server Enterprise Edition、Interstage Application Server Standard-J Editionへの移行については、「1.2.2 Interstage Application Server Web-J Edition/Interstage Web Serverから上位製品への移行 」を参照してください。


  1. 旧バージョン・レベルでサポートしているInterstageの資源のバックアップ機能を使用し、Interstage運用環境の資源をバックアップします。

  2. 旧バージョン・レベルのInterstage Application Serverをアンインストールします。

  3. 本バージョン・レベルのInterstage Application Serverをインストールします。
    詳細な手順は、「インストールガイド」を参照してください。

  4. 本バージョン・レベルのリストア機能を使用し、バックアップ資源をリストアします。
    詳細な手順は、「運用ガイド(基本編)」の「メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」を参照してください。


  5. issetsecuritymodeコマンドを使用して、セキュリティ権限の設定を行います。コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。


なお、上記手順で移行できない機能もあります。それらの機能については、本マニュアルにおいて移行方法を説明していますので、本マニュアルを一通り確認してください。
また、移行作業は、移行の必要な資源に対する移行方法を確認した上で、作業を開始してください。


注意

  • 旧バージョン・レベルのInterstage Application Server資源のバックアップ方法およびアンインストール方法については、該当するバージョン・レベルのInterstageのマニュアルを参照してください。

  • 旧バージョン・レベルでバックアップしたInterstage Application Server資源は、本バージョン・レベルのコマンドを使用してリストアしてください。
    一括リストア用のサンプルを使用する場合も、本バージョン・レベルのサンプルを使用してください。


  • 旧バージョン・レベルでバックアップしたInterstage動作環境定義ファイルに以下の定義が残っている場合は、以下の定義項目を削除してから、Interstage Application Serverの初期化を実施してください。

    InfoProvider Pro
    InfoProvider Pro Definition
    WebGateway
    Servlet

  • 旧バージョン・レベルで一括バックアップした資源を一括リストアする場合は、事前に以下の対応を行ってください。

    • 一括バックアップ時に使用したバックアップ・リストア対象定義ファイルから、サポート対象外となった以下のセクションを削除してください。

      • IPP

      • JS2

      • InfoDir

      • SOAP

      • UDDI

      • WebGateway

    一括バックアップおよび一括リストアについては、「運用ガイド(基本編)」の「メンテナンスの一括実行」を参照してください。