入力ファイルと出力ファイルのファイルシステムを指定します。
記述形式
-F ofs,ifs [ ,ifs ...]
ofs
出力ファイルのファイルシステムを指定します。
ファイルシステムは識別子で指定します。詳細は指定可能なファイルシステムを参照してください。
ifs
入力ファイルのファイルシステムを指定します。
ファイルシステムは識別子で指定します。詳細は指定可能なファイルシステムを参照してください。
入力ファイルのファイルシステムは、入力ファイルごとに指定することができます。複数のファイルシステムを指定する場合は、入力ファイルの指定順にコンマ(,)で区切って指定します。入力ファイルの数がファイルシステムで指定した数より多い場合、ファイルシステムに指定した最後のファイルシステムが残りの入力ファイルに適用されます。入力ファイルの数がファイルシステムで指定した数より少ない場合、余分に指定したファイルシステムは無視されます。
指定可能なファイルシステム
指定可能なファイルシステムを以下に示します。
識別子としてcob1、cob2、およびcob3を指定する場合は、識別子と実際のファイルシステムを対応付けるため、スタートアップファイルのBSORT_FILESYS_fsの定義が必要です。
COBOLファイルシステムには、富士通COBOLファイルシステムを指定できます。
識別子 | ファイルシステムの説明 |
---|---|
ufs | システムの標準ファイルシステム (省略値) |
cobs64 | 富士通COBOLファイルシステム(レコード順ファイル) |
cobp64 | 富士通COBOLファイルシステム(物理順ファイル) |
cobr64 | 富士通COBOLファイルシステム(相対ファイル) |
cobi64 | 富士通COBOLファイルシステム(索引ファイル) |
cob1 | COBOLファイルシステム |
cob2 | COBOLファイルシステム |
cob3 | COBOLファイルシステム |