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NETSTAGE/FIC V1.0 説明書全銀TCP/IPオプション編
FUJITSU Software

4.3.9 制御情報定義文(ztinf)

ztinf定義文は、全銀TCP/IP通信の制御情報を定義します。

記述形式
ztinf name=制御情報名
     [blksize={最大伝送データ長|4096}]
     [clsresp={yes|no}]
     [recvcnt={連続受信回数|0}]
     [zttime={無通信監視時間|30}]
オペランド
name

制御情報の名前(ztinf名)を8文字以内で指定します。

blksize

富士通メインフレーム上のCORDEXが受信できる伝送データの最大長をバイト単位の10進数で指定します。

指定可能な値は、69≦データ長≦4096です。

本オペランドは富士通メインフレーム上のCORDEXのセンタ情報定義の最大伝送データ長(CENTER文のTEXTLオペランドで指定)と同じ値を指定する必要があります。CENTER文の詳細については、“OS IV CORDEX使用手引書”を参照してください。

本オペランドを省略した場合、“4096”を指定したものとします。

clsresp

富士通メインフレーム上のCORDEXから閉局回答電文を送信した時、接続先システムからの論理ACKの有無に関わらず、CORDEXに正常応答を送信するか、接続先システムからの論理ACKを待ってCORDEXに正常応答を送信するかを指定します。

指定可能な値は、以下のとおりです。

  yes: 相手システムに閉局回答電文を送信した時点でCORDEXに正常応答を送信します
  no : 相手システムからの論理ACKを受信した時点でCORDEXに正常応答を送信します

本オペランドを省略した場合、“no”を指定したものとします。

recvcnt

論理ACK要求なしのデータ電文の連続受信回数を10進数で指定します。

指定可能な値は、0≦連続受信回数≦15です。

本オペランドに0を指定した場合、すべての受信データ電文に対して論理ACKを返信します。

本オペランドを省略した場合、“0”を指定したものとします。

zttime

全銀TCP/IP通信の無通信監視の監視時間を秒単位の10進数で指定します。

指定可能な値は、0≦無通信監視時間≦3600です。

本オペランドに0を指定した場合、無通信監視は行いません。

本オペランドを省略した場合、“30”を指定したものとします。