ztinf定義文は、全銀TCP/IP通信の制御情報を定義します。
ztinf name=制御情報名 [blksize={最大伝送データ長|4096}] [clsresp={yes|no}] [recvcnt={連続受信回数|0}] [zttime={無通信監視時間|30}]
制御情報の名前(ztinf名)を8文字以内で指定します。
富士通メインフレーム上のCORDEXが受信できる伝送データの最大長をバイト単位の10進数で指定します。
指定可能な値は、69≦データ長≦4096です。
本オペランドは富士通メインフレーム上のCORDEXのセンタ情報定義の最大伝送データ長(CENTER文のTEXTLオペランドで指定)と同じ値を指定する必要があります。CENTER文の詳細については、“OS IV CORDEX使用手引書”を参照してください。
本オペランドを省略した場合、“4096”を指定したものとします。
富士通メインフレーム上のCORDEXから閉局回答電文を送信した時、接続先システムからの論理ACKの有無に関わらず、CORDEXに正常応答を送信するか、接続先システムからの論理ACKを待ってCORDEXに正常応答を送信するかを指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
yes: 相手システムに閉局回答電文を送信した時点でCORDEXに正常応答を送信します no : 相手システムからの論理ACKを受信した時点でCORDEXに正常応答を送信します
本オペランドを省略した場合、“no”を指定したものとします。
論理ACK要求なしのデータ電文の連続受信回数を10進数で指定します。
指定可能な値は、0≦連続受信回数≦15です。
本オペランドに0を指定した場合、すべての受信データ電文に対して論理ACKを返信します。
本オペランドを省略した場合、“0”を指定したものとします。
全銀TCP/IP通信の無通信監視の監視時間を秒単位の10進数で指定します。
指定可能な値は、0≦無通信監視時間≦3600です。
本オペランドに0を指定した場合、無通信監視は行いません。
本オペランドを省略した場合、“30”を指定したものとします。