extrsc定義文は、FNAセションとTCPコネクションを対応づけるための情報を定義します。
extrsc name=資源対応づけ資源名
conn=TCPコネクション番号|*
recvlu=受信LU名
sendlu=送信LU名
tcpg=tcpg資源名
[autoact={yes|no}]
[shost=自ホストシステム名]
[ua=UA番号]
資源対応づけ定義の名前(extrsc名)を31文字以内で指定します。
当該recvluおよびsendluと対応づけるTCPグループ配下のTCPコネクション番号を10進数または“*”で指定します。
tcpg定義文のflexibleオペランドの指定値により、指定可能な値が異なります。
通信資源の | TCPグループ定義文の | connオペランドの指定値 |
---|---|---|
固定対応づけ方式 | noまたは省略 | 1≦TCPコネクション番号≦TCPグループ定義文のconnnumオペランド値 |
動的対応づけ方式(N対1) | yes | 1≦TCPコネクション番号≦TCPグループ定義文のconnnumオペランド値 |
動的対応づけ方式(N対N) | yes | * |
CAFISセンタからの受信を行うLU名を8文字以内で指定します。
LU名として記述できる文字は、以下のUnicode(UTF-8)の文字となります。ただし、先頭文字に数字は指定できません。
文字種 | 表記 |
---|---|
英小文字 | “a”~“z” |
数字 | “0”~“9” |
特殊文字 | “#”、“@” |
AIM ADLのWORKSTATIONコマンドTERMINAL句で定義した入力用の端末名を指定します。
VTAMのENRSC定義文にGBLNAMEオペランドを指定している場合は、GBLNAMEオペランドで定義したグローバル名を指定します。
CAFISセンタへの送信を行うLU名を8文字以内で指定します。
LU名として記述できる文字は、以下のUnicode(UTF-8)の文字となります。ただし、先頭文字に数字は指定できません。
文字種 | 表記 |
---|---|
英小文字 | “a”~“z” |
数字 | “0”~“9” |
特殊文字 | “#”、“@” |
AIM ADLのWORKSTATIONコマンドTERMINAL句で定義した出力用の端末名を指定します。
VTAMのENRSC定義文にGBLNAMEオペランドを指定している場合は、GBLNAMEオペランドで定義したグローバル名を指定します。
当該extrscが属するTCPグループ名を指定します。
NETSTAGE/FIC CAFIS接続オプションの起動時、当該extrscを活性化するかどうかを指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
yes: 活性化する no : 活性化しない
本オペランドを省略した場合、“yes”が設定されます。
富士通メインフレームと通信する場合に使用する自ホストシステム名(shost名)を指定します。
shost定義文でshost名を1つのみ定義した場合は、本オペランドは省略できます。
当該recvluおよびsendluで通信を行う経路種別(UA番号)を10進数で指定します。
指定可能な値は、以下のとおりです。
0:制御経路 1:被仕向経路 2:仕向経路
経路種別を区別しない方法を選択する場合は、本オペランドを省略します。
注意
sendluオペランドおよびrecvluオペランドのLU名と、各定義文の名前(定義名)は重複できません。
sendluオペランドのLU名とrecvluオペランドのLU名は重複できません。
uaオペランドを指定する場合は、tcpgオペランドが一致するすべてのextrsc定義文でuaオペランドを指定し、TCPコネクション単位にすべてのua値を定義してください。
uaオペランドを省略する場合は、tcpgオペランドが一致するすべてのextrsc定義文でuaオペランドを省略してください。
extrsc定義文は、tcpgオペランド、connオペランドおよびuaオペランドを組み合わせた数だけ、定義してください。