ページの先頭行へ戻る
NETSTAGE/FIC V1.0 説明書
FUJITSU Software

6.2.3 起動・停止系コマンド

6.2.3.1 nficstart

nficstartコマンドは、NETSTAGE/FICを起動します。

形式
/usr/sbin/nficstart [ -n FIC識別子] 
オプション
-n

FIC識別子を指定して起動します。

本オプションを省略した場合は、FIC識別子“01”のNETSTAGE/FICを起動します。

オペランド
FIC識別子

FIC識別子を01から99の数字で指定します。

実行例
  • FIC識別子“01”のNETSTAGE/FICを起動する場合

    # /usr/sbin/nficstart -n 01
    INFO: 30001: NETSTAGE/FIC(01)のnficstartコマンドを受け付けました。
    INFO: 31011: NETSTAGE/FIC(01)を起動しました。
    #
復帰値

0    : コマンドが正常終了しました。

0以外: コマンドが異常終了しました。

6.2.3.2 nficstop

nficstopコマンドは、NETSTAGE/FICを停止します。

形式
/usr/sbin/nficstop [-f ] [-n FIC識別子]
オプション
-f

NETSTAGE/FICを強制停止する場合に指定します。
本オプションを指定した場合、プロセス停止によりNETSTAGE/FICを停止します。本オプションを省略した場合は、通常停止となり、確立中または確立済のFNAセションおよびTICFコネクションの解放を行い、すべて完了した時点でNETSTAGE/FICの停止を行います。

-n

FIC識別子を指定して停止します。

本オプションを省略した場合は、FIC識別子“01”のNETSTAGE/FICを停止します。

オペランド
FIC識別子

FIC識別子を01から99の数字で指定します。

実行例
  • FIC識別子“02”のNETSTAGE/FICを停止する場合

    # /usr/sbin/nficstop  -f -n 02
    INFO: 30001: NETSTAGE/FIC(02)のnficstopコマンドを受け付けました。
    INFO: 31012: NETSTAGE/FIC(02)を停止しました。
    #
復帰値

0    : コマンドが正常終了しました。

0以外: コマンドが異常終了しました。

注意

  • 本コマンドが正常に受け付けられた時点以降は、新たなセションは確立できません。