NETSTAGE/FICの停止は、nficstopコマンドで行います。
停止コマンドに-fオプションを指定することで強制停止します。
NETSTAGE/FICの停止(-n 省略時はFIC識別子“01”が停止します)
# /usr/sbin/nficstop [-f] [-n FIC識別子]
運用中にNETSTAGE/FICを停止する場合、通常は端末とホストシステム間のFNAセションを解放してから、NETSTAGE/FICの停止を行ってください。
端末とホストシステム間にFNAセションが存在する状態で、NETSTAGE/FICを停止すると、通常停止でも通信中のFNAセションが解放されます。
強制停止の場合は、プロセス停止により強制的にNETSTAGE/FICを停止します。端末とホストシステム間のFNAセション解放処理は行われず、TCPコネクションが切断されます。そのため、端末やホストシステムでコネクション異常を検出するまで、NETSTAGE/FICを再起動しても正常に接続できないことがあります。
nficstopコマンドの結果は、メッセージで確認します。
nficstopコマンドについては、“6.2.3.2 nficstop”を参照してください。
注意
システムを停止する場合は、NETSTAGE/FICを停止してシステムを停止してください。付録cのrcスクリプトを利用することにより、システムを停止する前にNETSTAGE/FICを停止することができます。rcスクリプトについては、“付録C スクリプト”を参照してください。