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Symfoware Server V12.1.0 Connection Managerユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.5 通信データを暗号化する場合の設定

通信データの暗号化機能を使用してリモートアクセスを行う場合は、以下の設定を行ってください。

通信内容を暗号化してサーバに接続する設定

通信の暗号化は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタにONが指定されている場合にのみ使用できます。クライアント側では、APC動作環境ファイルのRDBCOMTYPEパラメタにRDB2_TCPSを指定します。

サーバ認証を行う場合の設定

サーバのなりすましから守るために、サーバ認証を行う場合は、データベース管理者が配布するCA証明書ファイルを格納し、格納先のパスをAPC動作環境ファイルのRDBCACERTFILEパラメタに指定します。

注意

  • 通信内容を暗号化してサーバに接続する設定を行わずに、RDBCACERTFILEパラメタを指定した場合は、エラーになります。

  • サーバとクライアントで暗号化の指定が矛盾している場合は、エラーになります。
    通信内容を暗号化してサーバに接続する設定を行った場合は、システム用の動作環境ファイルのSSL_USEパラメタにONを指定してください。

  • データベース簡単運用では、通信データの暗号化はできません。