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Symfoware Server V12.1.0 アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

10.2.3 NET Data Providerを利用する場合

NpgsqlConnectionの接続文字列またはデータソースに、以下の情報を設定します。

表10.3 設定する情報

引数

説明

host1
host2

IPアドレスまたはホスト名を指定します。

port1
port2

接続先のポート番号を指定します。

targetServer

アプリケーションが接続するサーバの選択順を指定します。
詳細は“ターゲットサーバ”を参照してください。


接続文字列を指定する場合

以下の接続文字列を指定します。

host1[:port1],host2[:port2];[targetServer={primary | prefer_standby }];
  • ポート番号を省略した場合は、接続文字列のPortキーの指定値が使用されます。Portキーについては、“4.3.4 接続文字列”を参照してください。

  • ターゲットサーバを省略した場合は、primaryとなります。

  • IPV6を使用する場合、ホストは[host]の形式で指定してください。

    [指定例]

    host=[2001:Db8::1234]:26500,192.168.1.1:26500;

NpgsqlConnectionStringBuilderのプロパティに指定する、またはTableAdapterで接続を追加する場合

データソースのHostプロパティに、以下の形式で指定します。

host1[:port1],host2[:port2]
  • ポート番号を省略した場合は、Portプロパティに指定された値が使用されます。また、Portプロパティが省略されている場合は、26500となります。


データソースのTargetServerプロパティに、以下の形式で指定します。

TargetServer.primary | TargetServer.prefer_standby
  • ターゲットサーバを省略した場合は、primaryとなります。

注意

接続パラメータTimeoutを利用する場合には、指定した各ホストへの接続に対してTimeoutが適用されます。多重化されているデータベースサーバの両方がダウンしている場合、接続がタイムアウトするまでには、Timeoutの2倍の時間がかかります。