ページの先頭行へ戻る
Interstage Mobile Application Server V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

3.1 プッシュメッセージの送信

プッシュ基盤サーバは、IMAPSサーバのWeb API経由でメッセージの送信を受け付け、スマートデバイス(アプリケーション)からの接続状況に応じて、メッセージの送信・蓄積を行います。

プッシュ基盤サーバによるメッセージの送信・蓄積は、次のように行われます。

  1. スマートデバイスからの初回の接続前には、メッセージの送信、蓄積は行われません。
  2. 初回接続以降、スマートデバイスが接続していない場合には、プッシュ基盤サーバはメッセージを蓄積します。
  3. 蓄積されたメッセージは、IMAPSサーバの「2.6.2 蓄積メッセージの確認」機能により参照することができます。
  4. スマートデバイスから接続され次第、プッシュ基盤サーバはメッセージを送信します。
  5. 接続中の場合、プッシュ基盤サーバは、即座にメッセージを送信します。

ポイント

  • IMAPSクライアントAPIの利用方法に依存しますが、通常、デバイスにインストールしたアプリケーションを初めて起動したときに、初回の接続を行います。
  • プッシュのIMAPSクライアントAPIを利用したアプリケーションは、デバイスが起動したときにプッシュ基盤サーバに自動的に接続を行います。

ポイント

  • スマートデバイスとプッシュ基盤サーバは、TCP/IPで直接接続できる必要があります。間にTCP/IPの終端となるような機器は配置できません。