プッシュ基盤サーバは、IMAPSサーバのWeb
API経由でメッセージの送信を受け付け、スマートデバイス(アプリケーション)からの接続状況に応じて、メッセージの送信・蓄積を行います。
プッシュ基盤サーバによるメッセージの送信・蓄積は、次のように行われます。
- スマートデバイスからの初回の接続前には、メッセージの送信、蓄積は行われません。
- 初回接続以降、スマートデバイスが接続していない場合には、プッシュ基盤サーバはメッセージを蓄積します。
- 蓄積されたメッセージは、IMAPSサーバの「2.6.2 蓄積メッセージの確認」機能により参照することができます。
- スマートデバイスから接続され次第、プッシュ基盤サーバはメッセージを送信します。
- 接続中の場合、プッシュ基盤サーバは、即座にメッセージを送信します。
ポイント
- IMAPSクライアントAPIの利用方法に依存しますが、通常、デバイスにインストールしたアプリケーションを初めて起動したときに、初回の接続を行います。
- プッシュのIMAPSクライアントAPIを利用したアプリケーションは、デバイスが起動したときにプッシュ基盤サーバに自動的に接続を行います。
ポイント
- スマートデバイスとプッシュ基盤サーバは、TCP/IPで直接接続できる必要があります。間にTCP/IPの終端となるような機器は配置できません。