本製品の資源を他サーバへ移行する場合の、移行先サーバで実施する資源の移入は、以下の手順で行います。
imsetupコマンドを実行して、各サーバのセットアップを行ってください。 imsetupコマンドについては、「A.8.1 imsetup」を参照してください。
注意
セットアップは、バックアップした環境と同じ設定で実施してください。imstopserviceコマンドを実行して、製品の各サービスを停止します。
IMAPS業務サーバを運用している場合は、Interstage Application Serverのすべてのサービス、サーバアプリケーションも停止します。停止方法は「Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)」を参照してください。
資源のバックアップ先ディレクトリを指定してimrestoreコマンドを実行します。
IMAPS業務サーバを運用している場合は、あわせてInterstage Application Server資源の移入を行います。「Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)」の「メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)」を参照してください。
注意
リストア先に資源が存在する場合は、削除したあとにリストアします。そのため、バックアップ対象外のログファイルなどはリストアを行うと削除されます。
imsetsecurityコマンドを実行してセキュリティ権限設定を行ってください。
運用向け証明書環境のSSLを使用している場合は、バックアップした以下の資源をバックアップ元と同じパスに復元してください。
業務サーバから接続するためのIMAPS DBの設定を行っている場合は、IMAPSアプリで使用するDBのリスナーポートを開くアドレスを移入先のアドレスに変更します。
詳細は、「導入ガイド」の「機能分離構成のセットアップ」-「IMAPSサーバのセットアップ」-「セットアップ後の作業」を参照してください。
imstartserviceコマンドにより、各サービスを起動します。
IMAPS業務サーバを運用している場合は、Interstage Application Serverの各サービス、サーバアプリケーションを起動します。起動方法は「Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)」を参照してください。
imadmin pushbase modify コマンドにより、プッシュ基盤サーバへの接続を再設定します。コマンドについては、「7.4.1 IMAPSプッシュの設定」を参照してください。
プッシュ通知機能を使用する場合は、impshputtruststoreコマンドを実行してください。
詳細は、「導入ガイド」の「シングルサーバ構成のセットアップ」-「セットアップ後の作業」を参照してださい。