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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

7.4.1 IMAPSプッシュの設定

プッシュ基盤サーバへのメッセージ送信のための設定を行います。

プッシュ基盤サーバへの接続の設定

プッシュ基盤サーバとの接続の設定を登録します。

登録した情報は以下で使用されます。

  • IMAPSクライアントアプリケーションからプッシュ基盤サーバへの接続
  • IMAPSサーバ(プッシュメッセージの制御)からプッシュ基盤サーバへの接続
  1. プッシュ定義ファイルを作成します。

    IM_PUSH_BROKER_HOSTの設定は必須です。他は必要に応じて設定します。

    以下にサンプルが格納されています。詳細は「付録B コマンド定義ファイル」を参照してください。

    Windows版:

    <製品インストールフォルダー>\bin\conf\sample\push\pushbasedef.properties

    Linux版:

    /opt/FJSVimaps/bin/conf/sample/push/pushbasedef.properties

  2. 作成したファイルを指定して、imadmin pushbase createコマンドにより情報を登録します。

    更新の場合はimadmin pushbase modifyコマンドを使用します。

  3. imadmin pushbase listコマンドで登録されている情報を確認します。

登録した情報の反映に再起動などは不要です。

ポイント

  • セットアップ時から設定に変更がない場合は実施不要です。

    IMAPSサーバとプッシュ基盤サーバを別マシンにセットアップしていて、プッシュ基盤サーバを再構築した(FQDNまたはIPアドレス、利用ポート等が変更となった)場合などに実施します。

  • 登録した情報に誤りがある場合、IMAPSクライアントアプリケーションやIMAPSエージェントでIMAPSプッシュ通知の初期化に失敗し、プッシュ通知を受信することができません。
    また、プッシュメッセージの制御の機能(Web API)呼び出しがエラーとなります。

証明書の登録

IMAPSプッシュを使用するための証明書を登録します。

  1. imstopapplicationコマンドでIMAPSサーバの機能を停止します。
  2. impshputtruststoreコマンドで証明書を登録します。
  3. imstartapplicationコマンドでIMAPSサーバの機能を起動します。

ポイント

  • セットアップ後の作業で実施済みの場合は不要です。