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Interstage Mobile Application Server V1.1.0 運用ガイド
FUJITSU Software

13.2 ログ設定ファイル(im_loggerconf.xml)

IMAPSサーバのログのローテーションに関する設定ファイルです。

記述形式

XML形式です。

変更箇所

ファイルサイズ/ローテーション世代数/出力するログの変更/ログレベルの変更が可能です。

下記で説明の箇所以外は変更しないでください。

ファイルサイズの変更
以下の行の「value」の値(「2MB」の部分)を変更します。

<param name="MaxFileSize" value="2MB" />

ファイルサイズは整数(1~100)の後に単位MBを指定してください。
ローテーション世代数の変更
以下の行の「value」の値(「4」の部分)を変更します。

<param name="MaxBackupIndex" value="4" />

世代数は整数(0~30)を指定してください。1以上の値を指定すると指定した数だけファイルが保持されます。0を指定するとファイルが保持されなくなり、ログサイズに達した際はログファイルが破棄され、新しいファイルにログが出力されます。
ログレベルの変更

以下の行の「value」の値(「OPERATION#com.fujitsu.imaps.logger.CustomLevel」の部分)を変更します。

ログレベルの変更は、メッセージログ、アクセスログ、トレースログに対して適用されます。監査証跡ログ、プッシュフィードバックログはログレベルの変更に関係無く常に出力されます。

<logger name="IMAPS" >
    <level value="OPERATION#com.fujitsu.imaps.logger.CustomLevel"/>
</logger>
ログレベルには、以下が指定できます。

ログレベル

意味

OFF

すべてのログを通知しません。

ERROR

メッセージログでエラー情報まで通知します。

WARN

メッセージログで警告情報まで通知します。

INFO

メッセージログでシステムの動作情報まで通知します。

OPERATION#com.fujitsu.imaps.logger.CustomLevel

アクセスログで操作情報まで通知します。

DEBUG

トレースログで詳細情報まで通知します。

VERBOSE#com.fujitsu.imaps.logger.CustomLevel

トレースログで冗長な詳細情報まで通知します。

ALL

すべてのログを通知します。

注意

設定値が大きすぎると、システムに悪影響を与える恐れがあります。通常はログサイズを1MB~20MB、世代数を1~10程度の範囲内で使用してください。

ログレベルに「DEBUG」、「VERBOSE#com.fujitsu.imaps.logger.CustomLevel」、「ALL」を指定すると大量にトレースログが出力されてシステムのパフォーマンスに悪影響を与える恐れがあります。

トレースログは標準では出力されません。トレースログを出力する場合、ログレベルにDEBUGまたはVERBOSE#com.fujitsu.imaps.logger.CustomLevel を指定してください。