ここでは、変換定義の一括登録機能について説明します。
変換定義の一括登録機能は、CSVファイルに記述した定義情報を一括してFormatmanagerクライアントのデータベースに登録する機能です。ここでは登録仕様を説明します。
CSVファイルをあらかじめ用意し、[CSV定義読込み]画面から読み込みます。
CSVファイル上の定義を、データベースに読み込むことができます。
CSVファイルの形式について
CSVファイルは以下の形式で記述されている場合だけ読み込むことができます。
値はカンマで区切られていること。
値にカンマが存在する場合、値はダブルクォーテーションで囲まれていること。(例: “123,45”)
値に含まれるダブルクォーテーションは、連続したダブルクォーテーション(“”)とし、値全体はダブルクォーテーションで囲まれていること。(例:“12”“34”)
値に制御コードが存在しないこと。
シフトJISで記述されていること。
定義内容の記述形式について
“6.6.1 定義形式”に記述されているとおりに、CSVファイルに記述してください。
チェックについて
以下についてチェックし、違反があればエラーとなります。
“6.6.1 定義形式”に記述した規則に違反していないこと。
項目名にピリオドまたは“]”を含むフォーマットは使用されていないこと。
集団項目で使用しているフィールド名称が、一般のフィールド名称と同一でないこと。
集団項目ヘッダに対応する集団項目トレーラが存在すること。
集団項目ヘッダと集団項目トレーラの間に集団項目がある場合は、集団項目ヘッダと集団項目トレーラがペアであること。(矛盾がないこと)
各集団項目内には、必ず項目が存在すること。
各集団項目内の直下のレベルに存在する項目(集団項目ヘッダ、および集団項目トレーラを含む)に名称の重複がないこと。集団項目外(一般フォーマット直下)の項目についても同様。
項目数が制限範囲であること(9999項目)。
レコード長が制限範囲内であること(9999999バイト)。
定義範囲について
“6.6.1 定義形式”に記述されている範囲で取り込み可能です。GUIにあっても“6.6.1 定義形式”に記述されていない定義項目は、CSV定義読込み機能では扱えません。
ひな型定義作成機能について
変換定義の一括登録機能は、ひな型定義作成機能が完了してない状態では実行しないでください。
ひな型定義作成機能が完了してない状態で実行すると、定義に不整合が生じてエラー終了します。