ロードシェアでは、以下に示すLinkexpress Replication optionのセットアップを、すべてのノードで行います。ただし、高可用スケーラブル運用の場合、待機ノード(SafeCLUSTERの場合、待機インスタンス)では“トランザクションログファイルの作成”の操作は必要ありません。
動作環境ファイルの作成
トランザクションログファイルの作成
動作環境ファイルの作成については、“導入運用ガイド”を参照してください。
なお、ロードシェアでは、トランザクションログファイルの作成で、インダウト部を作成する必要があります。ここでは、トランザクションログファイルを作成する方法について説明します。
なお、ロードシェア運用に加えて、スタンバイ運用(フェイルオーバ)も使用する場合(高可用スケーラブル運用を行う場合)は、“第4章 フェイルオーバ対応機能”を参照してください。
ロードシェアでは、すべてのノードでトランザクションログファイルの作成が必要です。作成は、以下の手順で行います。
トランザクションログファイルの管理部の作成
トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部の作成
トランザクションログファイルの管理部は、トランザクションログファイルの管理部の作成コマンド(lxreplogコマンド)で作成します。詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部は、トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成コマンド(lxreplogコマンド)で作成します。詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
なお、ロードシェアでないシステムからロードシェアのシステムに移行するときは、すべてのノードでトランザクションログファイルの再作成が必要です。再作成は、以下の手順で行います。
トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部の削除
トランザクションログファイルの管理部の作成
トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部の作成
トランザクションログファイルのデータ部とインデックス部は、トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の削除コマンド(lxreplogコマンド)で削除します。詳細については“コマンドリファレンス”を参照してください。
ロードシェアでは、インダウト状態のトランザクションを処理するために、すべてのノードでトランザクションログファイルのインダウト部を作成する必要があります。作成は、トランザクションログファイルのインダウト部の作成コマンド(lxreplogコマンド)で行います。詳細については“7.1 lxreplogコマンド(トランザクションログファイルのインダウト部の作成)”を参照してください。