本機能において必要な事前作業について説明します。
REC先の装置をバックアップ専用の装置として利用する場合
事前作業は必要ありません。
REC先の装置を待機側の装置として利用する場合
運用側の装置と同様にNAS管理を導入する必要があります。NAS運用を行うための事前設定および導入手順は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』または『ETERNUS SF Express 運用ガイド』の「NAS管理」を参照してください。
注意
待機側の装置に作成するNASボリュームの論理ボリューム番号は、運用側の対応するNASボリュームの論理ボリューム番号と一致させる必要があります。
待機側の装置にすでに同一の論理ボリューム番号のボリュームが存在する場合は、そのボリュームのデータを別のボリュームへ移動後、そのボリュームを削除し、運用側の対応するNASボリュームの論理ボリューム番号が使用できるようにしてください。
運用側と待機側の装置は、1対1の関係である必要があります。複数の運用側装置に対して待機側装置を1つにすることはできません。