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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.1 運用ガイド Copy Control Module編
FUJITSU Storage

5.3 アドバンスト・コピー状態に"???"が出力された場合の対処方法

アドバンスト・コピーの状態に、コピー方向やSIDなどが、"???"と表示されることがあります。

以下の表で原因を確認し、対処を実施してください。

原因

対処

ETERNUS ディスクアレイのアクセスボリュームが誤っています。
(SAN経由コピー制御機能による運用時だけ)

acarray detail(ETERNUS ディスクレイの詳細情報表示コマンド)でアクセスボリュームを確認してください。

アクセスボリュームが誤っている場合は、「2.2 アクセスボリュームの設定」を参照して、正しいアクセスボリュームを設定してください。

CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路が切断されています。
(LAN経由コピー制御機能による運用時だけ)

CCMサーバとETERNUS ディスクアレイの通信経路を確認してください。

コピー元とコピー先の論理ボリュームサイズが一致していません。
(SnapOPC+の場合だけ)

コピー元・コピー先の論理ボリュームサイズを確認してください。サイズが異なる場合は、同じ論理ボリュームサイズのペアを登録してください。

アクセスボリュームとして利用していた論理ボリュームが、TFOVとして設定されています。

アクセスボリュームを、TFOV以外のボリュームに変更してください。アクセスボリュームの変更は、「3.6.2 ETERNUS ディスクアレイの登録情報の変更」を参照してください。

RECの利用時に発生した場合は、以下の表も確認してください。

原因

対処

ETERNUS ディスクアレイでRECのコピー経路が設定されていません。

以下の手順を実施してください。

  1. ETERNUS ディスクアレイでRECのコピー経路が設定されていることを確認してください。

  2. 確認後、acarray list (ETERNUS デスクアレイの情報表示コマンド)を実行して、SAN経由コピー制御機能またはLAN経由コピー制御機能で運用する装置として登録されているETERNUS ディスクアレイを確認してください。

  3. 確認したETERNUS ディスクアレイを、「ETERNUS名およびアクセスボリューム以外の情報を変更する場合」の手順に従って、再登録してください。

ETERNUS ディスクアレイでRECのコピー経路を設定する前に、ETERNUS ディスクアレイが登録されました。

ETERNUS ディスクアレイのRECのコピー経路情報に内部矛盾が発生しています。

コピーグループに定義されているETERNUS ディスクアレイを削除し、リモートETERNUS ディスクアレイとして再登録されました。

acgroup detail(コピーグループの詳細表示コマンド)を実行して、"Disk Array Name"に表示されるETERNUS ディスクアレイを確認します。

  • リモートETERNUS ディスクアレイの場合は、リモートETERNUS ディスクアレイとしての登録を削除してから、SAN経由コピー制御機能またはLAN経由コピー制御機能で運用する装置として再登録してください。

  • リモートETERNUS ディスクアレイでない場合は、「ETERNUS名およびアクセスボリューム以外の情報を変更する場合」の手順に従って、ETERNUS ディスクアレイを再登録してください。