“mpatm: 情報: 121”のメッセージについて【UNIX版】
“mpatm: 情報: 121”のメッセージについて、severity(出力ラベル)が以下のように変更されています。
[旧版]
“NOTICE”
[V13.1.0以降]
“INFO”
シスログに出力される監査ログ管理のメッセージについて
シスログに出力される監査ログ管理のメッセージが以下のように変更されています。
[旧版]
日付 ラベル: エラー種別:メッセージID: メッセージ本文 |
[V13.1.0以降]
日付 ラベル: エラー種別: メッセージID: メッセージ本文 |
(メッセージIDの前に、半角の空白が追加されています。)
監査ログ管理のイベントメッセージの収集が、以下のように変更されています。
[旧版]
イベントログを出力したアプリケーションがアンインストールなどで収集対象のシステムに存在しない、またはシステムの状態によりメッセージ取得ができない状態の場合、そのイベントログメッセージは収集対象外とします。
[V13.1.0以降]
イベントログを出力したアプリケーションがアンインストールなどで収集対象のシステムに存在しない、またはシステムの状態によりメッセージ取得ができない状態の場合、そのイベントログメッセージのメッセージ本文を“なし”として収集します。
監査ログ管理のログ収集設定コマンド(mpatmlogapdef)について、パラメタに指定した収集対象ログファイルおよびディレクトリが存在しない場合の実行結果が、以下のように変更されています。
[旧版]
パラメタに指定した収集対象ログファイルの値を設定します。
[V13.1.0以降]
収集対象に指定したログ識別名がイベントログ、リモートコマンド検索ログの場合
パラメタに指定した収集対象ログファイルのディレクトリが存在しない場合は、収集対象ログファイルの値を設定しません。この場合、ログ収集設定コマンド(mpatmlogapdef)は、監査ログ管理のメッセージ“mpatm: エラー: 739”を出力しエラー終了します。
収集対象ログファイルのディレクトリが存在する場合は、収集対象ログファイルの存在有無にかかわらず、収集対象ログファイルの値を設定します。
収集対象に指定したログ識別名が上記以外の場合
パラメタに指定した収集対象ログファイルの存在有無にかかわらず、収集対象ログファイルの値を設定します。
収集対象ログファイルが存在しない場合は、ログ収集設定コマンド(mpatmlogapdef)は、監査ログ管理のメッセージ“mpatm: 警告: 451”を出力し警告終了します。
NAT構成(部門管理サーバ、業務サーバから運用管理サーバのIPアドレスが隠ぺいされる構成)でログを収集する場合、ログ収集コマンド(mpatmlog)のオプション指定が以下のように変更されています。
[旧版]
mpatmlog -H サーバ名 IPアドレス |
[V13.1.0以降]
mpatmlog -H サーバ名 IPアドレス NAT |