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Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

A.3.1 トリガ利用時の注意事項

トリガ利用時の注意事項を説明します。

A.3.1.1 トリガが返すエラー番号

トリガが返すエラー番号により、以下のようにデータベースへの格納処理を制御します。

[注1]Symfoware/RDBではSIGNAL文に指定するSQLSTATE値および例外メッセージを示します。OracleデータベースではRaise_application_error文に指定するエラー番号を示します。SQL ServerデータベースではRAISERROR文に指定するエラー番号を示します。

[注2]エラーログの採取を行わない場合、エラーログは出力されません。

表A.12 格納処理の迂回時にトリガが返すエラー番号

データベース

エラー番号

Symfoware/RDB

SQLSTATE値に’60xxx’(xxx:0~9およびA~Zの任意の文字3桁)を指定します。例外メッセージに’60999’を指定します。

Oracleデータベース

-20999

SQL Serverデータベース

60999

A.3.1.2 トリガの対象となるSQL文とトリガの種別

トリガの対象となるSQL文とトリガの種別(実行する契機と実行する方式の組合せ)について考慮する必要があります。
表に対するトリガの対象となるSQL文は、以下のとおりです。

表に対するトリガの種別は、以下のとおりです。

詳細については、各データベース製品のマニュアルを参照してください。