ページの先頭行へ戻る
Linkexpress Transactional Replication option V5.0L60 説明書
FUJITSU Software

33.8.1 DB連携定義の生成

定義編集後、DB連携定義を生成します。出力されるDB連携定義を"表33.11 出力する逐次差分連携定義"および"表33.12 出力する初期連携定義"に示します。
なお、初期連携定義の生成は、プロジェクト作成時に初期連携定義を作成する旨の指定をした場合に行います。

表33.11 出力する逐次差分連携定義

定義種別

出力定義

抽出定義

TJNLのジャーナル定義

TJNLのジャーナル利用定義

TJNLの項目補助定義

反映定義

TROのDBサービス定義

RDB表定義

表33.12 出力する初期連携定義

定義種別

出力定義

抽出定義

DB-EXPRESSの実行制御文

CNVDB制御文

DB-EXPRESSの定義制御文

DFNNDB制御文

DFNRDBII制御文

DFNSAM制御文(入力用)

DFNREC制御文

DFNFILE制御文(入力用)

DFNSAM制御文(出力用)

DFNFILE制御文(出力用)

DB-EXPRESSが利用するADL定義

PEDコマンド

SUBSCHEMAコマンド

反映定義

LinkexpressのDBサービス定義

以下のいずれかの範囲で定義を生成できます。

DB連携定義の生成の操作を"図33.14 DB連携定義の生成"に示します。

図33.14 DB連携定義の生成

図の説明
  1. ツールバーの [DB連携定義生成]ボタンを押下すると、全定義を生成します。また、[DB連携定義生成]ボタンの右側の▼を押下するとプルダウンメニューが表示されます。その後、以下のいずれかを選択します。

  • 全定義生成

  • 抽出定義生成

  • 反映定義生成

上記操作後、以下のダイアログを表示します。DB連携定義を生成するフォルダーを指定してください。
DB連携定義を生成するフォルダーを指定する操作を"図33.15 DB連携定義生成フォルダーの指定"に示します。

図33.15 DB連携定義生成フォルダーの指定

図の説明
  1. [参照]ボタンを押下すると[DB連携定義生成フォルダーの選択]ダイアログが表示されます。

  2. DB連携定義を生成するフォルダーを指定します。

DB連携定義生成フォルダーの構成

選択したフォルダーにDB連携定義を生成します。
なお、プロジェクトの作成時に初期連携定義を生成することを選択した場合は、逐次差分連携定義に加え初期連携定義も同時に生成します。
DB連携定義生成フォルダーの構成を"図33.16 DB連携定義生成フォルダーの構成"に示します。

図33.16 DB連携定義生成フォルダーの構成

逐次差分連携定義の命名規約

逐次差分連携定義は"表33.13 逐次差分連携定義の命名規約"に示す規約に従って定義を生成します。

表33.13 逐次差分連携定義の命名規約

定義

ファイル名

出力先フォルダー

項目補助定義

スキーマ名.txt

項目補助定義フォルダー

ジャーナル定義

Jx.txt

ジャーナル定義フォルダー

ジャーナル利用定義

Ux.txt

ジャーナル利用定義フォルダー

TROのDBサービス定義

プロジェクト名.def

DBサービス定義フォルダー

RDB表定義

プロジェクト名_db_crttbl.sql

RDB表定義フォルダー

[表内の記号の意味]
x:プロジェクト名。ただし、先頭の"S"は除く。
db:以下のデータベースを表す文字。
Symfoware/RDBの場合:symfo
Oracleデータベースの場合:oracle
SQL Serverデータベースの場合:sqlsv

初期連携定義の命名規約

初期連携定義は"表33.14 初期連携定義の命名規約"に示す規約に従って定義を生成します。

注意

二回目以降の定義生成時には、DB連携定義を生成するフォルダーを指定するダイアログにて"初期連携定義のファイル名中の番号を振りなおす"ことを選択できます。選択すると初期連携定義のファイル名および生成する各定義の名前(定義体のメンバ名)の中の番号を連番に振りなおすため、前回の定義生成時と同じものとなる保証がなくなります。

表33.14 初期連携定義の命名規約

定義

ファイル名(注1)

出力先フォルダー

NDB

CNVDB制御文

NnnnCNV.txt

実行制御文フォルダー

DFNNDB制御文

NnnnINDB.txt

定義制御文フォルダー

DFNSAM制御文(出力用)

NnnnOSAM.txt

定義制御文フォルダー

DFNFILE制御文(出力用)

NnnnOFIL.txt

定義制御文フォルダー

ADLのPEDコマンド

NnnnPED.txt

ADL定義フォルダー

RDB

CNVDB制御文

RnnnCNV.txt

実行制御文フォルダー

DFNRDBII制御文

RnnnIRDB.txt

定義制御文フォルダー

DFNSAM制御文(出力用)

RnnnOSAM.txt

定義制御文フォルダー

DFNFILE制御文(出力用)

RnnnOFIL.txt

定義制御文フォルダー

ADLのPEDコマンド

RnnnPED.txt

ADL定義フォルダー

VSAM

CNVDB制御文

VnnnCNV.txt

実行制御文フォルダー

DFNSAM制御文(入力用)

VnnnISAM.txt

定義制御文フォルダー

DFNREC制御文

VnnnIREC.txt

定義制御文フォルダー

DFNFILE制御文(入力用)

VnnnIFIL.txt

定義制御文フォルダー

DFNSAM制御文(出力用)

VnnnOSAM.txt

定義制御文フォルダー

DFNFILE制御文(出力用)

VnnnOFIL.txt

定義制御文フォルダー

ADLのPEDコマンド

VnnnPED.txt

ADL定義フォルダー

共通

CNVDB制御文

AnnnCNV.txt(注2)

実行制御文フォルダー

ADLのPEDコマンド

AnnnPED.txt(注2)

ADL定義フォルダー

ADLのSUBSCHEMAコマンド

SUBSCnnn.txt(注3)

ADL定義フォルダー

LinkexpressのDBサービス定義

プロジェクト名.def

DBサービス定義フォルダー

[表内の記号の意味]
nnnは番号

注1) 各定義の名前(定義体のメンバ名)は".txt"を除いたものになり、生成する定義では".txt"を除いた名前が用いられます。
注2) 100個までのCNVDB制御文を1ファイル内にまとめて生成します。100個を超える場合にはファイルが複数に分かれ、番号を加算して生成します。また、CNVDB制御文に対応するADLのPEDコマンドも同時に生成します。CNVDB制御文と対応するADLのPEDコマンドを一組として同じ番号を振ります。
注3) スキーマごとにADLのSUBSCHEMAコマンドを生成します。