定義編集後、DB連携定義を生成します。出力されるDB連携定義を"表33.11 出力する逐次差分連携定義"および"表33.12 出力する初期連携定義"に示します。
なお、初期連携定義の生成は、プロジェクト作成時に初期連携定義を作成する旨の指定をした場合に行います。
定義種別 | 出力定義体名 |
---|---|
抽出定義 | TJNLのジャーナル定義 |
TJNLのジャーナル利用定義 | |
TJNLの項目補助定義 | |
反映定義 | TROのDBサービス定義 |
RDB表定義 |
定義種別 | 出力定義体名 | |
---|---|---|
抽出定義 | DB-EXPRESSの実行制御文 | CNVDB制御文 |
DB-EXPRESSの定義制御文 | DFNNDB制御文 | |
DFNRDBII制御文 | ||
DFNSAM制御文(入力用) | ||
DFNREC制御文 | ||
DFNFILE制御文(入力用) | ||
DFNSAM制御文(出力用) | ||
DFNFILE制御文(出力用) | ||
DB-EXPRESSが利用するADL定義 | PEDコマンド | |
SUBSCHEMAコマンド | ||
反映定義 | LinkexpressのDBサービス定義 |
以下のいずれかの範囲で定義を生成できます。
抽出定義および反映定義を生成
抽出定義だけを生成
反映定義だけを生成
DB連携定義の生成の操作を"図33.14 DB連携定義の生成"に示します。
ツールバーの [DB連携定義生成]ボタンを押下すると、全定義を生成します。また、[DB連携定義生成]ボタンの右側の▼を押下するとプルダウンメニューが表示されます。その後、以下のいずれかを選択します。
全定義生成
抽出定義生成
反映定義生成
上記操作後、以下のダイアログを表示します。DB連携定義を生成するフォルダーを指定してください。
DB連携定義を生成するフォルダーを指定する操作を"図33.15 DB連携定義生成フォルダーの指定"に示します。
[参照]ボタンを押下すると[DB連携定義生成フォルダーの選択]ダイアログが表示されます。
DB連携定義を生成するフォルダーを指定します。
DB連携定義生成フォルダーの構成
選択したフォルダーにDB連携定義を生成します。
なお、プロジェクトの作成時に初期連携定義を生成することを選択した場合は、逐次差分連携定義に加え初期連携定義も同時に生成します。
DB連携定義生成フォルダーの構成を"図33.16 DB連携定義生成フォルダーの構成"に示します。
逐次差分連携定義の命名規約
逐次差分連携定義は"表33.13 逐次差分連携定義の命名規約"に示す規約に従って定義を生成します。
定義 | ファイル名 | 出力先フォルダー |
---|---|---|
項目補助定義 | スキーマ名.txt | 項目補助定義フォルダー |
ジャーナル定義 | Jx.txt | ジャーナル定義フォルダー |
ジャーナル利用定義 | Ux.txt | ジャーナル利用定義フォルダー |
TROのDBサービス定義 | プロジェクト名.def | DBサービス定義フォルダー |
RDB表定義 | プロジェクト名_db_crttbl.sql | RDB表定義フォルダー |
[表内の記号の意味]
x:プロジェクト名。ただし、先頭の"S"は除く。
db:以下のデータベースを表す文字。
Symfoware/RDBの場合:symfo
Oracleデータベースの場合:oracle
SQL Serverデータベースの場合:sqlsv
初期連携定義の命名規約
初期連携定義は"表33.14 初期連携定義の命名規約"に示す規約に従って定義を生成します。
注意
二回目以降の定義生成時には、DB連携定義を生成するフォルダーを指定するダイアログにて"初期連携定義のファイル名中の番号を振りなおす"ことを選択できます。選択すると初期連携定義のファイル名および生成する各定義の名前(定義体のメンバ名)の中の番号を連番に振りなおすため、前回の定義生成時と同じものとなる保証がなくなります。
定義 | ファイル名(注1) | 出力先フォルダー | |
---|---|---|---|
NDB | CNVDB制御文 | NnnnCNV.txt | 実行制御文フォルダー |
DFNNDB制御文 | NnnnINDB.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNSAM制御文(出力用) | NnnnOSAM.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNFILE制御文(出力用) | NnnnOFIL.txt | 定義制御文フォルダー | |
ADLのPEDコマンド | NnnnPED.txt | ADL定義フォルダー | |
RDB | CNVDB制御文 | RnnnCNV.txt | 実行制御文フォルダー |
DFNRDBII制御文 | RnnnIRDB.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNSAM制御文(出力用) | RnnnOSAM.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNFILE制御文(出力用) | RnnnOFIL.txt | 定義制御文フォルダー | |
ADLのPEDコマンド | RnnnPED.txt | ADL定義フォルダー | |
VSAM | CNVDB制御文 | VnnnCNV.txt | 実行制御文フォルダー |
DFNSAM制御文(入力用) | VnnnISAM.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNREC制御文 | VnnnIREC.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNFILE制御文(入力用) | VnnnIFIL.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNSAM制御文(出力用) | VnnnOSAM.txt | 定義制御文フォルダー | |
DFNFILE制御文(出力用) | VnnnOFIL.txt | 定義制御文フォルダー | |
ADLのPEDコマンド | VnnnPED.txt | ADL定義フォルダー | |
共通 | CNVDB制御文 | AnnnCNV.txt(注2) | 実行制御文フォルダー |
ADLのPEDコマンド | AnnnPED.txt(注2) | ADL定義フォルダー | |
ADLのSUBSCHEMAコマンド | SUBSCnnn.txt(注3) | ADL定義フォルダー | |
LinkexpressのDBサービス定義 | プロジェクト名.def | DBサービス定義フォルダー |
[表内の記号の意味]
nnnは番号
注1) 各定義の名前(定義体のメンバ名)は".txt"を除いたものになり、生成する定義では".txt"を除いた名前が用いられます。
注2) 100個までのCNVDB制御文を1ファイル内にまとめて生成します。100個を超える場合にはファイルが複数に分かれ、番号を加算して生成します。また、CNVDB制御文に対応するADLのPEDコマンドも同時に生成します。CNVDB制御文と対応するADLのPEDコマンドを一組として同じ番号を振ります。
注3) スキーマごとにADLのSUBSCHEMAコマンドを生成します。